日本人による世界的発明_エアバッグ




エアバッグといえば、超がつく優良企業だった自動車部品メーカーのタカタが欠陥エアバッグ問題で破たんしてしまったことが記憶に新しいです。

タカタの事業は結局中国系企業に譲渡されました。

そして、社名も変わってしまいました。

http://www.takata.com/

 

暗い話から入りましたが、このエアバッグ、現在普及しているものの原型を発明したのが日本人であることをご存知ですか?

小堀保三郎

という人が1963年に発明しました。

 

欧米では1950年代からエアバッグの研究が進められていて、1960年代には自動車への搭載もあったのですが、現在のエアバッグの方式とは別物という認識が定着しているようです。

日本の自動車メーカーではホンダが1987年に初めてレジェンドという車種に搭載しました。

日本でのエアバッグの普及は1990年代に入ってからです。

 

いまや世界中の自動車メーカーがほぼ標準搭載しているエアバッグなので、特許を保有している小堀さんは大金を得たと思うかもしれません。

でも実際は、小堀さんが特許を保有していた間には実用化されなかったため、まったくお金は入りませんでした。

それどころか、開発費のねん出ができないことを苦にして1975年に妻と心中してしまうという悲惨な最期をとげました。。

 

いまだに耳にしますが、日本人が独創的でないというのは真っ赤なウソです。

日本人のアイデアが日本で評価されずに、海外で評価されたり、海外で実用化されて普及しているものはたくさんあります。

また、日本人のアイデアが日本で評価されないことで「日本はダメだ論」にもっていく人もいるのですが、これも早計です。

どんな人(国)にも得意なことと不得意なことがあります。

 

ざっくり言えば、不得意なことは、それが得意な人(国)の助けを借りればよいのです。

ただし、助けを借りるときには契約が重要です。

契約書にどんな文言を入れるか、あるいは入れないかが命です。

 

 

今日はここまでにします。

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ