企業の離婚危機に思うこと




最近話題になっている、

企業離婚の一歩手前まできている、

米事務機器大手のゼロックスと

富士フイルムホールディングス

ですが、

 

本当に離婚するとなると、

人間でいうところの「熟年離婚」

ですよね。

 

細かいことですが、

富士フイルムはフ「ィ」ルムでは

なく、フ「イ」ルムなんですよね。

 

なんでだろう?

 

それはさておき、

これまでの経緯は次の通りです。

 

ゼロックスと富士フイルムの結婚は、

1962年までさかのぼります。

 

この年に、共同出資で富士ゼロックス

を設立して、夫婦関係が始まりました。

 

その後、

事務機器の世界市場で協力しあいながら、

ライバルと戦ってきました。

 

今、生産は富士ゼロックスが主に担って

いて、販売はアジア・太平洋地域を

富士ゼロックス、欧米をゼロックスが

担当する形ですみ分けて、

 

両社の技術や商標も担当地域別にお互い

にライセンスしあっています。

 

夫婦関係に大きな亀裂が入ったのは、

2018年に入ってからです。

 

1月にゼロックスと富士ゼロックスとの

経営統合の合意が発表されました。

 

その際、

富士フイルムは統合会社の株式の過半を

取得し、ゼロックスを買収することに

なっていました。

 

これに、ゼロックス側の大株主が猛反発

したことから、

 

結局、5月に合意破棄を決めました。

 

その後、泥沼化していきます。

 

富士フイルム側が米国で損害賠償請求

訴訟を起こし、

 

ゼロックス側は富士フイルム側に、

2021年に切れる契約を更新せず、

富士ゼロックスとの長年の提携を

解消する考えを示しました。

 

離婚危機の原因は、表面上は、

両社の今後の事務機器市場に対する

考え方の違いが全面にでていますが、

一番の原因は、力関係の変化だと

思っています。

 

結婚当時は、

ゼロックスが富士フイルムと比べて

圧倒的に企業として強かったのですが、

 

現在は、富士フイルムが肩を並べて

逆転するところまできていることから、

 

ゼロックス側からすれば面白くなかった

のだと思います。

 

夫婦が離婚危機になる原因の1つと似て

いますね。

 

 

今日はここまでにします。

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