楽器メーカーって面白いよねという話




楽器メーカーというとヤマハ、河合楽器製作所、ローランドが一般にも有名ですが、これらのメーカーはすべて静岡県に本社があります。

 

静岡県は楽器の聖地なのです。

 

3社の中では設立順に、ヤマハが長男、河合楽器製作所が次男、ローランドが三男という位置づけです。

ヤマハに至っては世界最大の総合楽器メーカーで、製造している楽器は100種類を超えます。

ちなみに、ヤマハの創業者は、山葉寅楠氏で、ヤマハは創業者の名字からきています。

これまたちなみに、ピアノでの世界シェアはヤマハが1位、河合楽器製作所が2位です。

 

さて、この3社は、あることで共通しています。

 

多角化経営

 

です。

 

ヤマハは、兄弟会社のヤマハ発動機でバイク製造を行っているだけでなく、半導体などの電子デバイスや自動車の内装部品や産業用ロボットやリゾート施設を関連会社などで運営してたりしてます。

連結売上高は4,300億円を超えます。

なお、ヤマハの連結売上高にはヤマハ発動機の売上高は含まれていません。

 

河合楽器製作所は、卓球台やとび箱をはじめとした学校体育機器やトレーニング&フィットネス用品、情報システム・パッケージソフトウェア開発・販売などを手掛けています。

連結売上高は700億円超です。

 

ローランドは、関係会社としてローランド ディー.ジー.で業務用プリンター、3Dプリンターを手掛けていました。

ただ、現在は、資本関係がほとんどなくなってしまって別々の会社として活動しています。

ローランドは株主と経営陣の意向で上場廃止になりましたが、ローランド ディー.ジー.は一部上場企業です。

ローランド単体での売上高は300億円超です。

 

事業が拡大していく中では自社の培った技術が応用できる分野に参入して事業展開していくのは自然な流れです。

 

とかく事業は「選択と集中」が第一だという風潮がありますが、企業には「選択と集中」が必要な(やらなければならない)時期と「多角化」が必要な(やったほうがよい)時期があるのです。

 

余談ですが、3社とも音楽教室を展開していますが、ヤマハと河合楽器製作所は英語教室も積極展開しています。

 

今日はここまでにします。

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