私はNTTドコモ出身で、在籍中は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わってきました。1996年にドコモを退社し、独立後は企業ブランディング支援を行う株式会社ベレネッツの代表を務めています。
ドコモ時代は潤沢な広告予算があり、ブランド認知は簡単だと思っていました。しかし現実は違いました。広告投資額がはるかに少ないライバル通信会社に大敗したのです。この経験から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し付けるようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果がない」という認識を持つようになったのです。
以降、これらの手法を反面教師とし、「惹き寄せる」+「再現性のある」ブランディング・マーケティング事業に25年以上携わってきました(累計750社)。弊社が最も大切にしていることは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に「伝わり」「惹き寄せる」ことだということです。