『時短ブランディング』を進めていく上で、非常に重要になるのは「チーム編成」です。
タイトルにもあるように特に、「タスクフォース型」でチームを作ることに意味があります。
なぜ担当部署だけではいけないのかなど、理由を解説していきます。
「時短ブランディングのステップ」の記事にサッとでも目を通していただいた方は理解しやすいかもしれません。まだの方はこちらからご覧ください。
タスクフォース型に意味がある！
タスクフォース型のチーム編成は、特定のプロジェクトや任務を達成するために一時的に結成されるチームの形態のことです。
具体的には、営業・マーケティング・広報・商品開発・事務・など他部署に渡ってメンバーを招集しチームを編成することをお薦めしています。
組織体系は企業ごとに異なるため、全てのプロジェクトでタスクフォース型ができるかと言えばそうはいきませんが、可能な限り様々なメンバーで構成します。
ただ、このチームはプロジェクト初期の稼働が多くなるだけで、プロジェクトが続く限りチームが残るということではありません。『時短ブランディング』ではプロジェクト初期にワークショップ形式によるディスカッションの場を設けています。その時に、様々な立場の様々な角度の意見を取り入れることが最大の目的となります。
タスクフォース型チーム編成のメリットまとめ
このアプローチにはさまざまなメリットがあると言われています。
以下に、タスクフォース型のチーム編成の主なメリットを具体的に説明します。
- 専門知識の活用：
タスクフォースは、プロジェクトや任務に必要な特定の専門知識やスキルを持つメンバーで構成されます。これにより、プロジェクトの成功に向けて必要な知識や経験を持つメンバーが効果的に活用されます。 - 柔軟性と適応力：
タスクフォースは一時的なものであるため、プロジェクトの性質やニーズに合わせて柔軟に編成できます。新しいプロジェクトが始まるたびに、適切なスキルセットを持つメンバーを集めることができます。 - 意思統一と共通の目標：
タスクフォースメンバーは共通の目標に向かって協力し、プロジェクトの成功を目指します。これにより、意思統一が促進され、チーム全体が協力して問題を解決し、目標を達成します。 - リソースの最適化：
タスクフォースを結成することで、プロジェクトに必要なリソースを最適化できます。プロジェクトの終了後、メンバーは通常の業務に戻るため、過剰なリソースを維持する必要がありません。 - プロジェクト管理の効率化：
タスクフォース型のアプローチは、プロジェクト管理を効率化します。専門家が集まり、プロジェクトの監視、進捗管理、問題解決を迅速に行えるため、プロジェクトのスケジュールと品質を向上させるのに役立ちます。 - 組織全体の創造性と学習：
タスクフォース型のチームは異なるバックグラウンドや視点を持つメンバーで構成されることが多く、新しいアイデアやアプローチの発展が期待できます。また、プロジェクトからの学びを組織全体にフィードバックできることもあります。
タスクフォース型チーム編成による副次的効果とは
『時短ブランディング』はヒトの認識に着目し、その認識を分類してプロジェクトを進めていきます。そして、分類された認識別に対応した何らかの施策が実行されることになります。
営業的な施策、マーケティング的な施策、広報的な施策、など幅広く展開されることがあります。その場合、チームに属していたメンバーにそれぞれの中心的な役割を担ってもらうことができます。そうすることで、全社的なブランディング活動が推進され、成果の最大化も期待できます。
