営業活動とブランディング

コラム

業績を上げる仕組みはMAですか?と聞かれました。

投稿日:2020-01-20 更新日:

From 代表・平松

ベレネッツ代表の平松です。

年明けから病気になってしまい、正月から数日間寝込んでしまいました。
おせち料理も雑煮も何も食べられない状態って辛いですね。
病院が開いていない時に病気になるのも大変だと痛感しました。

今日は認知度向上でもなく、ブランディングでもない話です。

“営業活動が成功”とはどのようになることでしょうか。

会社によっては商品・サービスが売れること、成約することが「営業活動が成功」というかもしれません。

また、コンサルティング系の会社では見込み客が獲得できることが(結果的に成約まで時間がかかるので)「営業活動が成功」というかもしれません。

もしくは、ネット系の会社であれば、見込み客がメールのリンクをクリックしてくれる=興味あるというアクションをしてくれる、ということが「営業活動が成功」というかもしれません。

いずれにしてもどれだけAI時代になっても、どれだけ通信環境が発展しても、MA(マーケティング・オートメーション)がどんどんリリースされてもなくならないのが、「営業活動を頑張る」という行為です。

よく「ベレネッツさんのブランディング後の業績を上げるマーケティング部分はMA使うのですか?」と聞かれますが、「一部に利用する場合もあれば、全く利用しない場合もある」という答えです。

MAだけで企業の業績が全部上がったら、そんな楽なことはないですよね?

キーポイントはアナログ的なことの改善なのです。

わかりやすく説明するために、当社の顧客企業の多くに”インストール”するものの一部を紹介します。

・顧客の体験価値の見える化
・顧客とのあらゆる接点の見える化
・上記あらゆる接点での言葉/行動の洗い出し
・その言葉/行動に”見込み客が能動的に近く”メソッドのインストール
・上記あらゆる接点での顧客体験の変化メソッドインストール
・動かない見込み客を動かすメソッドインストール

え?なんかITっぽいものがないですか?
と言われそうですが。

ITっぽいものは今までのメルマガで散々述べてきたように、効率性・生産性が上がるITの仕組みは元々徹底的に導入する方です。

しかしながら、重要であり、根本的なことは「言葉」や「顧客体験」を変えることなのです。

たったこれだけで劇的にビジネスが変わるところも多いのですよ。
つまり「営業活動が成功」ということです。

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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