from ベレネッツ代表 平松誠一
楽天市場やYahooショッピングに出店すれば、
デザインの自由度が奪われるし、
販促活動も自由にできない。
そこで、オリジナルサイト構築。
でも閑古鳥。
そんなネットショップで集客に
困っている会社は多いです。
売上の低いネットショップの原因は
「集客」にあることは間違いないです。
でもその前に、
・訪問者はしばらくの間、サイトに
滞在してくれているのですか？
・ちゃんと商品ページを読んでいるのですか？
・少なくとも100人に1人くらいは
購入してくれていますか？
この3要素が「いいえ」だった人は、
まずは機会損失解消すべきです。
バケツの穴が空いているのに、どんどん水を
注いでいっても（集客）だめなこと分かりますよね。
ですから、あなたがやるべきことは、
まずは止血です。
止血（WEBサイトの機会損失解消の仕方）を
することによって、集客が増えてきても
しっかりと売上が伸びる基盤が作れるのです。
あなたの会社がネットショップを
運営していなくても、BtoB企業であっても同じです。
相変わらず「絶対にそれではお問い合わせ取れない」と
断言できるようなWEBサイトは非常に多いです。
せっかくお問い合わせフォームや資料請求フォームを
設置するなら、少なくともカイゼンしましょう、
と言いたくなります。
企業のお問い合わせの場合、弊社の経験値ですと、
お問い合わせフォームに入った人の40%が
実際にお問い合わせを送信すれば合格です。
つまり10人お問い合わせフォームページを
訪問したら実際に4人が送信する計算です。
BtoB企業に取ってみたら大きくないですか？
4人＝潜在的な企業顧客4社ということですよ！
さてさて、機会損失解消に関しては
別の機会にまた触れることにします。
「集客」の話しに戻ります。
楽天やYahooやAmazonなどのプラットフォームに
乗らなくても、集客できる方法があります。
その1つが「ショッピングサイト×オウンドメディアサイト」です。
いくつか見てみましょう。
- きょうとあす
雑誌・婦人画報が運営しているオウンドメディア
「きょうとあす」は、京都の情報サイト＋ショッピングサイトです。
単に食べ物のネットショッピングサイトであれば同業も多く、
なかなか集客に苦戦するかもしれません。
このサイトの場合、京都人のブログ、京都のイベント、
おすすめのお店や見どころなど、
毎回読むのが楽しいコンテンツが満載です。
このコンテンツ目当てで集まる人が
ネットショッピングする、という形になるのです。
あまり「売り売り」のサイトではないところがポイントです。
2．レイコップ
ふとん掃除機メーカーのレイコップのサイトです。
製造メーカー・ブランドのオンラインショップの場合、
苦戦が見えています。
別に安くはないし、他の競合商品の情報がみえるわけでもない。
つまり、Amazonや楽天で購入する以上のメリットは
見いだせないのです。
これを逆転するのが集客コンテンツです。
このサイトの場合、トップページ下の方を見ていくと、
レイコップライフ、というコンテンツ群があります。
ユーザーの声、お医者様がアレルギーなどについて
解説したドクターズコラム、心地よい睡眠について
などを集めたスペシャルコンテンツになっており、
これも結果的に誰でも関係のある「睡眠」が
キラーコンテンツになっており、
結果的に「レイコップ」のオンラインショップに誘導する、
という流れになっています。
この2つ以外にも、いくつかショッピングサイトで
オウンドメディアを同じドメイン（URL）で
行っているサイトは多いのですが、
その目的はやはり「集客対策」なのです。
上で触れたように、ユーザの悩み解決・読みたい情報を
コンテンツ化することで、自然検索で集客できるようになるのです。
結果的にコンテンツで集客でき、訪問者数が
多くなればなるほど、ネットショッピング利用者も増える構図です。
読む人＝買う人は違うだろ！と思うかもしれないのですが、
コンテンツ自体そもそも訪問者が知りたいことなのです。
ネットショップ自体も同じカテゴリーにあるわけですから、
親和性がないわけはありません。
御社がネットショップを独立したネットショップを
やっていて集客に苦戦しているのであれば、
オウンドメディアコンテンツをぜひ導入しましょう。
ベレネッツではネットショッピングサイトの集客手法を
数多く持っております。
自社内のリソースだけではできず、
困っている方はぜひご相談ください。