トップページ > 時短ブランディングの進め方 STEP3:戦略の実行

ヒトが持つ認識に着目する時短ブランディングでは、以下が標準的な進め方になります。
プロジェクト全体を4つのSTEPに区分し整理をしています。

STEP1:現状の把握
STEP2:戦略の策定
STEP3:戦略の実行
STEP4:PDCA活動

区分だけを一見すると、一般的なブランディングの取り組みと何ら変わりがないように見えますが、各STEPにおいては時短ブランディング独自のメソッドが存在します。
(※独自メソッドの方法論は実際に行うプロジェクトの中でご提供させていただくものなので一般公開はしません)

ここではSTEP3の「戦略の実行」について実施内容を解説します。
※まだSTEP1を読んでいない方はこちらからどうぞ
※まだSTEP2を読んでいない方はこちらからどうぞ

STEP3でポイントになるのは、戦略・戦術に沿った確実な実行です。
具体的に何を実行していくのかは各社で違いがあるので事細かには記載できませんが、短期施策についてはどの企業にも当てはまる大きな枠組みの中で何を意識的に取り組むのかを事例として挙げておきます。

短期施策・機会損失の解消

基本的には中長期的な取り組みとなるブランディング戦略において、時短ブランディングの特徴の1つでもある短期施策です。ここでは名前の通り「損なっている消費者との機会を最適な状態」にしていきます。主には、オンライン上の接点の改善になります。

例えば、

  • ホームページからお問い合わせ
  • ランディングページからの資料請求・資料ダウンロード
  • 各種フォームへの入力

消費者との接点は様々あるかと思います。このような接点にフォーカスして企業が消費者に対してより良い顧客体験を提供するためのインサイトを明らかにします。自社都合もしくはテンプレートを利用するなどで消費者の使い勝手を意識していない状況が見受けられるケースが多いので改善されれば成果につながります。

インサイトを探る方法は2パターン。

  1. :累計700社を超えるブランディング支援の実績から得た弊社知見を基にした方法、
  2. :弊社保有の機会損失箇所が発見できるツールを活用した方法、です。

1. については企業のターゲットが誰であっても共通する機会損失が起こる箇所を発見次第瞬時に改善を行うやり方になります。「こうなっていると必ず離脱率が高く、こうなっていると不信感が高まる」など、どんな企業のどんなターゲットにも共通する項目があります。そういった箇所を短期集中で解消することで顧客体験が改善され、短期的な成果を上げることにつながります。

2.については弊社の保有のツールを導入してもらうところからスタートします。一定の導入期間を経ることでデータが集まるので、収集・分析を行うことで機会損失が起こっている箇所を機械的に発見し、必要に応じて改善を行います。
ページにアクセスしてきたユーザーの動きを録画して確認したり、ヒートマップでどこがどの程度見られているか確認したり、ユーザーの動線を確認したり、根本的な問題が何なのかを明らかにすることで改善に繋げます。
※ツールの詳細はこちらから

短期施策・営業活動/マーケティング活動寄りの戦術実行

時短ブランディングとはいえ、根底に流れるのは長期的なブランディング戦略です。その長期の戦略に上乗せする形で、短期的な成果を上げるための取り組みとして営業活動・マーケティング活動寄りの戦術を実行します。

例えば、営業資料の改変・スクリプトの変更、Web広告の表現/デザインの変更・実行など。消費者が欲しいと思う情報ではなく、メリットや特徴が中心の自社都合の表現になりがちな営業・マーケティング活動を切り替えて展開することで、短期的な成果が見込めます。

中長期施策・提供価値の浸透施策

長期的な施策については一般的に行うブランディング戦略の“活動”と共通します。

例えば、広報やイメージ訴求やファンづくりなどの活動。時短ブランディングでもこのような活動は行いますが、決定的に違うのは「活動で扱うことになる価値やメッセージそのもの」です。
『ヒトの認識』を起点にした価値やメッセージの作り込みができているので、一般的なブランディングと同じ活動をしていても、消費者の感じ方や消費者への伝わり方・浸透の仕方に違いが生まれます。

成果物

  • 活動に必要となる制作物全般

etc.

※基本的にはデータ納品となります。
※実施内容によりデータ形式は異なります。
※実施内容により成果物は異なります。

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