「今日は何が食べたい?」
と妻に聞かれるといつも困ってしまう
マーケティング部のハルです。
少し前まで
妻は毎日のように夜ご飯のリクエストを
ハルに聞いてくれていました。
料理は美味しくありがたいのですが、
リクエストもネタがつき、
妻の好きなものでいいよと伝えたのです。
そしたら、
「了解!もう勝手に作るね」と。
こ、これは怒らせたかー?
と内心はヒヤヒヤしていましたが、
これから先のことを考えると
毎回伝えるのもなんなので、
妻のセンスに任せることにしたのです。
そこから月日が経ち、
ある日、妻に聞いたのです。
「夜ご飯の献立っていつもどのように決めているの?」
そしたら、
「ハルの嫌いなものを出さない、それだけ。
嫌いなものはハッキリわかっているからね。
あとはその時の食材の旬と値段かな」と。
更に続けて、
「食べたいものを毎回出しても限界があるし、
食べたくないものを出さなきゃOKでしょ」
と言うのです。
さすが、妻よ。夫をよく理解しておる。
私はそれで全然いいのだ。
確かに私は海藻系が苦手なのですが、
妻が出す料理にはワカメとか海蘊はなく、
いつも美味しくいただいておりました。
この、嫌いものを知っておくということは
長く付き合っていく人とは特に重要ですよね。
「嫌なことをしない」ということが、
実は人の本当のニーズだったりもします。
ビジネスでもこんなフレーズ
聞いたことありませんか?
「仕事とは顧客が求めるものを正確に把握し、提供すること」
確かに聞こえは良いのですが
実際はあまりにも抽象的で、
かつ鵜呑みにしてしまうと危険なフレーズです。
あのスティーブ・ジョブスも言っています。
「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、
自分が何を欲しいのかわからない」と。
つまり相手の欲しいもの、求めることを
正確に理解すること自体が時に困難になるのです。
では、どのようにすれば良いのでしょうか。
それは、『欲しいもの・求めていること』ではなく
『欲しくないもの・嫌いなこと』を知ることが重要なのです。
じゃあ、それって顧客からどう聞き出せば良いの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にたった一つの具体的な質問例を
ここで解説しています↓