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つぶやくスタッフのポジション=買い物客のポジションという販促

投稿日:2010-11-10 更新日:

スーパーマーケットのイオンではツイッターを使った販促を効果的に
行っている。

企業の行う販促情報のツイッターといえば、どうしても文章が
固くなりがちだが、イオンでは現場で働くスタッフが直接つぶやく、
という特徴を導入。主婦の多いパートのスタッフが「もし自分だったら
どんな情報がほしいか?を考えてつぶやく」=「客層とマッチ」と
いうことなのだろう。

これは毎日の新聞折り込みチラシより、さらに即効性のあるPRだ。
おすすめ品、特売品をつぶやくのはもちろん、夕食のレシピの紹介
や在庫の問い合わせを受けるのもすべて販促につながる。

ツイッター実地中のスタッフは「只今ツイッターを携帯で実施中」という
プラカードをぶら下げている。これを目撃した買い物客は、
「私もツイッターのアカウント持ってる!フォローしてみようかな」
「ツイッターってなんだろう?お得なのかな?」
という思いを持ってくれるだろう。

また、仕事中にスタッフが携帯を操作している、という姿は買い物客に
悪いイメージを与えがちだ。
しかし状況をアピールすることによって、理解を得ることができる。
またスタッフ側も自社で扱う商品、自分でPRした商品にさらなる愛着が
わくだろう。

この試みで得られたフォロワーは一店舗平均200人。
1000人を目標に、今日も売り場を巡ってつぶやいている。

これはツイッターのシンプルで強い機能をとてもうまく使った販促方法だ。
フォロワーは来店の可能性がきわめて高い見込み客であり、積極的な情報
提供を歓迎している。

イオンの広い店内では、ひょっとして買い忘れが起きるかもしれない。
気が付いていないお買い得品があるかもしれない。
今日は鰤(ぶり)が安いけど…これでどんなおかずを作ろう?だれか知ってる
人いないかな?

そんな時、ひとつのつぶやきで「あっ!」と思ったら…店側にも
買い物客側にも嬉しい。
イオンとその他のスーパー、どちらにしようか迷った時、今まさに欲しい
情報をつぶやかれたら…この効果を想像すると、他の業種でも応用が効きそうだ。

私からの提案を許されるなら、大きなショッピングモールの飲食ブース・
休憩ブースに大きなディスプレイがあり、そこにつぶやきが流れる…と
いうのはどうだろう?

ツイッターを利用しない人へのPRも、これで完璧!
そう考えるとワクワクする。

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