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製造業がSEOで売上増加は幻想。そこに”足りないもの“とは?

製造業の経営者の皆さん、こんな経験はありませんか?

毎日のように「SEO対策で新規顧客獲得!」「製造業の売上増加にはSEOが必須!」という営業の電話やメール。確かに魅力的な提案に聞こえますが、ちょっと待ってください。

SEOで上位表示されても、クリックされた後が勝負なのです。

想像してみてください。せっかく自社サイトにアクセスしてくれたお客様が、「これって、他社と何が違うの?」と感じて、あっという間にページを閉じてしまう光景を。

または、「特定のキーワードがいっぱい入っているようだけど、結局強みは何?」ということで落胆を与えてしまう、と言う状況が発生するかもしれません。

悔しくないですか?

実は、SEOは単なる入り口に過ぎません。事業の真の成功には、もっと大切な要素があるのです。

SEOで集客 → 着地したページが1mmもユーザの行動喚起さえ生まない
これがSEOの本質です。

それが「強みのネタを先に作る」ことです。
あなたの会社が平凡に見えていたら、すぐWEBサイトは離脱されます。
あなたの会社の製品が何らベネフィット(顧客向けの価値)が感じられなかったら、すぐWEBサイトは離脱されます。
あなたの会社自体が取引に値する会社ではない、と過小評価されてしまったら、すぐWEBサイトは離脱されます。
あなたの会社がよく知っているライバル企業より一瞬で優れていることが認知できなければ、すぐWEBサイトは離脱されます。

これSEOの役目ではないですよね。

つまり
価値体験がある/行動喚起/差別化できるコンテンツ → (そこで初めて)SEOで集客 → 着地したページがユーザの行動喚起を産む

そこで製造業の会社が注目すべきことが、「ブランディング」と「AIマーケティング」です。

ブランディングで、他社にはない自社の魅力を引き出し、AIマーケティングで、ピンポイントで顧客のニーズを掴む。この2つを組み合わせることで、SEOの効果も最大限に発揮されるのです。
つまり、最終的にはSEOをすべき、ということです。(皆さんがこのサイトにきているのも、何らかのキーワードで訪問されたのでしょう。ベレネッツは非常にSEOが得意です)

【参考データ】
ベレネッツが行なったSEOにより最初は全く普通だったアクセスが大ブレーク。結果的に売り上げ増大に(ただしブランディングでネタをしっかり固めた後)

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

次のセクションでは、ブランディングの基本から、最新のAIマーケティング手法まで、段階的にご紹介します。

今すぐ行動を起こせば、ライバルに大きく差をつけられます。他の競合他社はまだブランディングにもAIにも手を出していないところが多くありますから。

さあ、製造業の未来を変える新しいマーケティング戦略、一緒に始めませんか?

ブランディングで勝つ:製造業の隠れた魅力を引き出す3つの秘訣

製造業の皆さん、「うちには特別なものがない」なんて思っていませんか?

それは大きな勘違いです。

あなたの会社にしかない魅力、きっとあるはずです。

それを見つけ出し、輝かせるのが「ブランディング」なのです。

特にベレネッツの「禁断のブランディング」では、企業の隠れた価値を見つけるブランディングとなり、特別なフィルター(T.R.U.S.T.と名付けました)を駆使します。

隠れた価値とは、企業自体も気づいていない、「その顧客にとって非常にインパクトのある価値」なのです。

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

ここでは、製造業のブランディングを成功させる3つの秘訣をお教えします。

(ここでは禁断のブランディングについてではなく、一般的なブランディングについてのお話をします)

1. 企業価値の明確化:あなたの会社の「コア(核となる要素)」を見つけ出す

·  企業のミッションとビジョン

  • 企業の存在意義と目指す方向性

·  コアバリュー

  • 企業が大切にする価値観や信念

·  ブランドの歴史

  • 企業の成り立ちや重要な出来事

·  顧客ターゲット

  • 主な顧客層とそのニーズや期待

·  競合分析

  • 主要な競合他社とその特徴、強み・弱み

·  製品・サービスの特徴

  • 提供している製品やサービスの独自性、強み

·  市場ポジション

  • 市場における企業の位置づけやシェア

·  ブランドメッセージ

  • ブランドが顧客に伝えたいメッセージやストーリー

·  企業文化

  • 社内の風土や働き方、従業員の価値観

·  ビジュアルアイデンティティ

  • ロゴ、色、フォントなどの視覚的要素

·  顧客フィードバック

  • 顧客の評価や意見、レビュー

·  オンラインプレゼンス

  • 公式ウェブサイト、SNSの活動、デジタルマーケティング戦略

·  PRとメディアカバレッジ

  • 企業に関する報道やメディアでの取り上げられ方

·  CSR活動

  • 企業の社会的責任活動や環境への取り組み

2. ストーリーテリングで心を掴む

  • 創業者の熱い想い
    • 創業者が持つビジョンやミッションを具体的に説明し、なぜその道を選んだのかを語る。
  • 困難を乗り越えた製品開発秘話
    • 開発初期の試行錯誤や、直面した技術的・市場的課題をどのように解決したかを具体的に描く。
  • お客様の感動エピソード
    • 製品やサービスが顧客の問題をどのように解決したか、またその結果として顧客が得た成果や喜びの声を紹介する。

数字やスペックだけでなく、心に響くストーリーが、お客様の記憶に残ります。

3. 一貫したブランドメッセージで信頼を築く

  • メッセージの統一
    • ウェブサイト、カタログ、営業トーク、SNSなど、全てのコミュニケーションチャネルで伝えるメッセージを統一し、一貫性を持たせる。
  • 社員全員の共感と共有
    • 社員が企業のビジョンやミッション、コアバリューを理解し、日々の業務を通じてそれを体現するように教育やトレーニングを行う。
  • ブランドイメージの浸透
    • 定期的なマーケティング活動やPR活動を通じて、長期的にブランドイメージを浸透させる努力を続ける。

一貫性があれば、お客様の信頼も自然と高まります。

「でも、うちみたいな中小製造業に、そんな余裕はない…」

そう思った方、挽回策があります。

それがAIの活用なのです。

よくある中小製造業の問題は「関わる人員がいなくてプロジェクトを進めていけない」というものです。

(投資総額の問題、ということも中小企業にはありますが、そもそも投資しなければ何も前進することはできませんので割愛します)

いざブランディングプロジェクトを始めても、コンサルタントが勝手にスタートして進行していくわけではありません。企業の中の複数名をプロジェクトチームとして任命し、彼らと一緒に進行していくのです。つまり関わる人員がいない場合はここが ブランディングプロジェクトを進めていく中での障害になります。そこで、一部の部分でAIを駆使して省人化するのです。

数年前だったら考えられなかった、普通の会社でのAIの活用。

逆に大手にはできない、フットワークの軽さを活かして、今すぐ始められるのです。

次のセクションでは、最新のAIマーケティング手法をご紹介します。

ブランディングとAIの力を合わせれば、御社の魅力は何倍にも膨らみます。 さあ、あなたの会社の隠れた魅力、一緒に見つけ出しませんか?

AIマーケティングで製造業が変わる:顧客の心を読む3つの革新的戦略

「AIマーケティング?それ、うちの業界には関係ないでしょう」

そう思った方、ちょっと待ってください。

先ほども言ったようにAIは、もはや大手IT企業だけのものではありません。

製造業こそ、AIの力を借りて大きく飛躍できるのです。

では、具体的にAIをどう活用すれば良いのでしょうか?

ここでは、製造業のマーケティングを劇的に変える3つの戦略をご紹介します。

1. データ分析で顧客の本音を掴む

  •  web閲覧履歴、問い合わせ内容、購買パターンを分析
  • 「なぜこの製品を選んだのか」「何に困っているのか」が見えてくる
  •  顧客の潜在的なニーズを先回りして提案できる

   数字の向こうに、顧客の生の声が見えてきます。

2. 予測分析で的中率を上げる

  •  過去のデータから将来のトレンドを予測
  • 「次にどんな製品が求められるか」「どの顧客にアプローチすべきか」が分かる
  • 限られた予算とリソースを、最も効果的な施策に集中投下

   勘と経験だけに頼らない、科学的なマーケティングが可能に。

3. パーソナライゼーションで心に響く

  • 顧客一人一人の好みや行動パターンを学習
  • 最適なタイミングで、最適な提案を自動的に行う
  • メールマーケティング、ウェブサイト表示、広告配信を個別最適化

 「この会社は私のことを分かってくれている」と思わせる、究極の顧客体験を。

「でも、そんな最先端の技術、導入するのは大変そう…」

ご安心ください。今や、中小企業でも手軽に使えるAIツールがたくさんあります。

しかも、今導入すれば、大手企業に先んじて競争優位性を築けるチャンス。

次のセクションでは、これまで説明したブランディングとAIマーケティングを土台にした、効果的なSEO戦略をお教えします。

SEOの真価を引き出す:製造業のための3ステップ戦略

「SEOってただキーワードを詰め込めばいいんでしょう?」

「SEOって専門業者に丸投げすればいいんでしょう?」

そう思っていませんか?それでは、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。

実は、効果的なSEOは、ブランディングとAIマーケティングの上に成り立つのです。

ここでは、これまでの基盤を活かした、製造業のための本当に効くSEO戦略をお教えします。

1. ブランド力を高めるコンテンツ最適化

  • 自社の強みや独自性を前面に押し出したコンテンツを作成
  • 技術力、品質へのこだわり、顧客満足度など、数値で裏付けられた実績を強調
  • 検索エンジンだけでなく、人の心にも響くストーリー性のある記事を

   単なる情報提供ではなく、ブランドの魅力が伝わる内容こそが上位表示への近道です。

2. 専門性が光る技術コンテンツで差をつける

  • 業界用語や技術解説など、他社には真似できない専門的な内容を
  • 図解や動画を活用し、複雑な情報をわかりやすく伝える
  • 定期的に最新の技術トレンドや業界動向についての記事を投稿

   あなたの会社にしかない知見が、そのまま競争力になります。

3. ユーザーの本当の狙いを読み取るキーワード戦略

  • AIを活用し、検索者の真の意図(インテント)を分析
  • 「製品情報を知りたい」「価格を比較したい」「技術的な疑問を解決したい」など、目的別にコンテンツを最適化
  • 長尾キーワード(複数の言葉を組み合わせた具体的な検索ワード)にも注目

   単に検索数の多いキーワードを狙うのではなく、質の高いアクセスを集めることが重要です。

「でも、そんな手の込んだSEO対策、本当に効果があるの?」

はい、確かにすぐには結果が出ないかもしれません。

しかし、この方法なら、一度上位表示を獲得すれば、その位置を長期的に維持できるのです。 次のセクションでは、これらの戦略を具体的にどう実行に移すか、段階的な計画をご紹介します。

成功への道筋:製造業のデジタル変革、18ヶ月プラン

「わかった、やるべきことは理解した。でも、どこから手をつければいいんだ?」

そう思われた方、安心してください。ここでは、これまでご紹介した戦略を、具体的にどう実行に移すか、18ヶ月間の段階的なプランをお示しします。

(これもベレネッツの禁断のブランディングのプランではなく、一般的なブランディングの話となります。)

1. ブランディング基盤の構築(最初の3-6ヶ月)

  • 1ヶ月目:自社の強みと弱みを徹底分析
  • 2-3ヶ月目:コアバリューの定義とブランドストーリーの作成
  • 4-5ヶ月目:ウェブサイトとマーケティング資料のリニューアル
  • 6ヶ月目:社内外への新ブランドイメージの浸透

   この期間で、他社と差別化できる自社の魅力を明確にします。

2. AIマーケティング戦略の導入(6-12ヶ月目)

  • 7-8ヶ月目:適切なAIツールの選定と導入、プロンプトの考案
  • 9-10ヶ月目:プロンプトをもとにセールスライティング、LP、コンテンツなどの整備
  • 11-12ヶ月目:AIを活用した顧客インサイトの抽出とマーケティング施策立案
  • 以降はPDCA

   この段階で、データに基づく効果的なマーケティングの土台を築きます。

3. SEO施策の本格展開(12-18ヶ月目)

  • 13-14ヶ月目:キーワード戦略の策定と既存コンテンツの最適化(Googleアルゴリズムに沿ったもの)
  • 15-16ヶ月目:専門性の高い新規コンテンツの作成と公開、既存ページの改修
  • 17-18ヶ月目:最新のGoogle動向に則した改善策の実行と効果測定

   ブランディングとAIの基盤の上に、効果的なSEO戦略を展開します。

「18ヶ月も?そんなに時間をかけていられない!」

そう焦る気持ちはよくわかります。しかし、これは息の長い戦略です。

一時的なランキング上昇ではなく、持続可能な成長を目指すのです。

※ちなみにベレネッツでは時短ブランディングという短期間で成果を出すブランディングもあります

実際、時短ブランディングを実行した多くの製造業の方々から、こんな声をいただいています:

「当初こそ苦しかったけど、3ヶ月目から急に問い合わせが増えた」

「1年経った今、もう営業に行かなくても新規顧客から声がかかるようになった」

「今まで顧客から全くマイナスな思い込みをされていることがわかった」

次のセクションでは、この計画を実行した場合に期待できる具体的な成果をお伝えします。

努力は裏切らない:製造業のデジタル変革がもたらす3つの驚くべき成果

「本当にこんな変革で、うちの会社は良くなるの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。しかし、これまでご紹介した戦略を実行すれば、驚くほどの成果が得られるのです。

ここでは、実際にベレネッツでブランディングした製造業の企業のブランディング→その後のSEO戦略に関して3つの具体的な成果をお伝えします。

1. 求人が全く取れなかった食品製造業が募集予定数の2倍集まるように

  • 業務が他の業種と比べ辛い、と言うマイナスイメージからなかなか求職者の確保はもとより学校を回った上でのインターンシップもうまくいかなかった
  • 自社から社業に対する自信や実績のアピールがあり、問題の根源は「顧客が響く価値」が見える化できていないことだと判明
  • まずは新たな価値をつくり、WEBサイトでも動画でもSNSでも仕事フェアのようなところでわかりやすく伝えることを行っていった
  • 結果的にマイナスイメージがプラスに感じられる価値に取られ、応募数倍増、さらにSNS・動画だけでも求職者が応募されるようになった

2. 電気系器具製造業がECサイト売り上げ増ばかりでなく新たなサービスでの収益増に

  • 電気系ECサイトを運営している会社は競合他社も増えてきて、どんどん価格競争に陥っていった
  • そこで、他社が持っていない差別化要素を見つけ、ターゲットを絞ったブランディングを展開し、集客に繋げる形に
  • その中で、商品販売だけではなく、特定の悩み事の解決策がGoogleで検索されていることが判明。これはサービスになると確信しSEOで悩みを持った人を集める戦略に
  • 最終的には物販売上と、サービス売上の両方を獲得できるようになり前年対比でも大幅アップ

3. アパレル製造業が新たな価値発見とECサイト売り上げ爆発

  • 店舗&ECサイトの両方を行っていたアパレル会社は新たな需要獲得ができず悩んでいた
  • ブランディングを行うことにより、その中に「商品」ではなく「素材」にとんでもない魅力があることが判明。
  • その「素材」の効能こそ、ネット検索をされている人々の悩みに答えるものだと戦略決定
  • 最終的に効率化のため店舗を閉め、ECサイトだけに特化。その「素材」に対しては著名人も支持表明してくれたことで、売り上げが爆発

「でも、そこまでの隠れた価値があるわけでもないうちの会社では無理かも…」

そう思われた方、諦めるのはまだ早いです。

実は、これらの成果を出している会社の多くは、最初は皆さんと同じように不安を抱えていました。

しかし、ブランディングに取り組み、戦略の1つとしてSEOを行なったことで、驚くべき変化を遂げたのです。

中には、「ブランディングのおかげで海外進出の足がかりができた」「新規事業のアイデアが生まれた」という声まであります。

次のセクションでは、この変革をどう始めればいいのか、具体的なアクションプランをお示しします。

今こそ行動の時です

さて、ここまで読まれた方は製造業がSEOで売り上げ増を目指すには足りないものがある、と言うことは理解できたと思います。

つまり見込み客に刺さる「ネタ」がなければ、一生懸命SEOで検索上位にしてもWEBページを素通りするだけなのです。

で、その会社と取引する・購入することで何が良いの?

なぜその会社を選ばなければいけないの?

これらの回答にすぐ答えられるようにすることがブランディングなのです。

ブランディングで「隠れていた価値」を探し出した後は徹底的なデジタルマーケティング戦略を実行していきましょう。

「でも、どこから始めればいいのか…」

「社内にノウハウがない…」

「失敗が怖い…」

そんな不安をお持ちの方、朗報です。

あなたは、この変革の道を一人で歩む必要はないのです。

私たちは、企業ブランディング&デジタルマーケティング(SEO含む)の専門家集団です。

これまで700社以上の企業の皆様と共に、会社激変を創出する道を歩んできました。

今すぐ、無料相談をお申し込みください。

あなたの会社の状況を丁寧に分析し、最適な戦略をご提案いたします。

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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