年末〜正月中の特番(BS、NHK、テレビ東京)では、不況だから、少子高齢化だから、
超円高だから、市場が伸びないから、日本はもうダメだ、という番組が少なかったように思います。
年明け早々、暗澹たる番組プログラムでは滅入ってしまうこともあるのでしょうが、徐々に企業モノ
の取り上げられ方の観点が異なってきているようです。
今までは大規模な企業を取り上げることにより、「こんなコスト削減をして
いるんだよ」「こんなに大手でも涙ぐましい効率化をしているんだよ」
というような番組が多くありました。これは大企業でもこんな形で血のにじむ
努力をしているんだよという共感型です。
ところが年末から正月の番組は、ほとんど名前が知られていない会社が取り
上げられ実にうまくやっている=利益が出ているというものなのです。
これらの内容は中小企業で真似できるネタが満載でした。つまり番組が
「大企業でもこんな感じだからしょうがないですね・・」というあきらめタイプから
「あなたの会社でもチャンスはあるんです!」という希望ありタイプになってきたのです。
業態は様々ありました。製造業、小売業、漁業、IT、農業まで。
共通することは1つ。その会社の強み1点に集中投資して、他の会社を凌駕するもしくは
先に手を打つ、というものです。
これこそブランディングの神髄ですね。強みを一層拡散させ、需要層に認知され動かす。
ベレネッツのブランディングは確実に需要層を動かします。