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CI作成に必要な3要素

投稿日:2011-08-02 更新日:

シリーズ「CI作成はブランディング・ブランド構築の観点で」です。

ところで「CI」というのは、これまでにも見てきたように「コーポレント・アイデンティティー」の略称なのですが、その中には更に3つに分化されたアイデンティティーを見ることが出来ます。
MI(マインド・アイデンティティー)とBI(ビヘイビア・アイデンティティー)とVI(ヴィジュアル・アイデンティティー)の、3つのアイデンティティーがそれです。
CI作成を通じたブランディングを成功させるには、この3つの要素の連携を確立させねばならないと言われています。

VIは、この3つのアイデンティティーの中では最も目に見えやすいもので、ロゴや社名などがそれに当たります。これらは普通、企業がCI作成を行なうに際して最もよく意識されます。
MIは企業の理念やメッセージのことです。これも最近では比較的意識されやすいもので、ロゴデザインを決定する要素として働くケースも多く見受けられます。
では、BIはどうでしょうか?
BIとは、顧客に接する際の態度など、社員によって具体的に示される企業の行動のことを言います。
3つのアイデンティティーを上手に連携させるには、BIとして企業理念を反映させた行動が常に意識されていなければなりません。

BIはCI作成において最も意識されにくいアイデンティティーであると言えますが、この要素なくしてブランド構築は達成し得ないのです。

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