コラム

あなたのビジネスに対する顧客の"本当のニーズ"を知る質問法

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「あなたのビジネスに対する顧客の"本当のニーズ"を知る質問法」

多くの人は

→顧客が求めるものを正確に把握し、提供すること!

と言います。これ間違いです。

なぜなら・・

スティーブ・ジョブズの言葉: 「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分が何を欲しいのかわからない」

この矛盾をどう解決するのか?

答えは...

🔑 顧客が「欲しくないもの」を知ること

なぜなら... 人は自分が欲しいものはわからなくても、欲しくないものは明確にわかっている。

そこで、究極の質問:
「(あなたの商品・サービス)に関して、顧客がずっと悪戦苦闘している最大の課題、不満、疑問、イライラ、恐怖を1つ挙げるとすると、何ですか?」 (できるだけ詳しく、具体的に答えてください)

この質問で得られるもの:

1️⃣ 顧客の真の痛点
2️⃣ 改善すべき具体的な領域
3️⃣ 競合との差別化のヒント
4️⃣ 新製品・サービスのアイデア
5️⃣ マーケティングメッセージの核心

この質問を怠ると...

✖️ 的外れな製品開発
✖️ 効果の薄いマーケティング
✖️ 顧客離れの加速
✖️ 競合に市場シェアを奪われる

さっそく顧客にこの質問を投げてみて!

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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