From 代表・平松
ベレネッツ代表の平松です。
ブランディングを行うときに、企業内でプロジェクトチームを作ります。
そんなときに初対面の人ばかりがチームに入ると、なんとなくぎこちない、誰も能動的に意見を出さない、他人行儀になってしまう状態に遭遇します。
これではうまくプロジェクトは進まないですよね。
プロジェクトチームだけにとどまらず、どうもこのチーム沈んでいる、前向きの意見が出てこない、なんていう悩みを持っている人は多いと思います。
ブランディングの場合、チームがうまく協調しあって進めていかないと、必ず成果に差が出ます。
そこで弊社でも使っている、初対面の企業内チームにある壁を取り払う方法を簡単に説明します。
それは「チームビルディング」と言います。
壁を取り払う一番簡単な方法は「共に会話し」「共に戦略を考え」「共に役割分担をし」「共に笑える」というものです。
要は、会話できて、笑い合えれば最初の壁は破れると思うのです。
手法の名前は「ペーパータワー」と言います。
簡単に説明すれば、数名のチームに分けて、力を合わせて短時間で戦略(どのように紙でタワーを作るかの計画)を考え、短時間で戦術(どれだけ効率的にタワーの組み立てを実行)を実行できるか、というものです。
結構会話を相互にできます。
笑いが出ます。
落胆や歓喜に包まれます。
それがたったの30分くらいで醸成できるのです。
以下にやり方を説明します
用意するものは
A4コピー用紙(ペラペラのもので良い)30枚×チーム分
以上、です。
まず最初にルールの説明をします。
・1チームは3〜5名
・配られた用紙のみで紙のタワーを組み立てること
・他に何も使えない(のりとかセロハンテープなし)
・できることは折ったり、手で切ったりすることだけ(ハサミなし)
・以下の時間配分で最後に一番高いタワーを作ったチームの勝ち
① 5分 チームで事前ディスカッション(紙に触れない)自己紹介&リーダーを決める
② 10分 チームのメンバーに一人1枚本番で使う用紙を配り、色々試してもらう。チーム内でのディスカッション。
③ 休憩 お試しで使った用紙は回収
④ 2分 チームで協力して最初に計画した通りに組み立てる
⑤ 終わった後に何が勝因か敗因か、他のチームの評価ポイントをチームの代表がプレゼン
たった30分でアイスブレークできる方法です。
ブランディングでは、営業部門、間接部門、経営陣など色々な人がチームに入り、壁が最初からできていることがあるので、この方法よく使います。
これをやることによって〜なんていう学術的な話はどうでもいいです。
一度やってみてください。
盛り上がります。初対面でも。