BtoBマーケティング、どこから手をつければいいんだろう…そんな悩みを抱えていませんか？ BtoB企業においては今まで取り組んでこなかった未知の領域であるところも多く、始めたいと思うものの二の足を踏んでしまう、という状態ではないでしょうか？
そのような状態であれば、ベレネッツのようなプロに任せろ！と言いたいところですが、このコンテンツでは超基本的なBtoBマーケティングの具体的ステップを解説します。
（ベレネッツ独自のやり方は解説せず、一般的に汎用性のあるステップ解説です）
その秘密は、たった7つの具体的ステップにあります。
今から、これらのステップをご紹介します。この7ステップを踏むだけで、あなたの会社のマーケティング戦略は劇的に変わるでしょう。
ステップ1：現状をありのままに見つめる
まず、SWOT分析から始めましょう。
ある製造業のA社は、この分析で「技術力は高いが、認知度が低い」という課題を発見。これが後の戦略立案の重要な基礎となりました。
顧客分析も忘れずに。既存顧客データを徹底的に分析し、理想的な顧客プロファイル（ICP）を作成します。
※ICP＝Ideal Customer ProfileはB2B向けのペルソナ設定のこと
IT企業のB社は、このICPを基に営業活動を展開し、成約率が3倍に向上しました。
競合分析と市場トレンド分析も重要です。
「知己知彼すれば百戦危うからず」です。競合の動向や市場の変化を把握することで、独自の強みを活かせる戦略が立てられます。
ステップ2：シンプルで強力な計画を立てる
「計画なくして成功なし」とはよく言ったものです。
でも、複雑な計画は不要です。シンプルで実行力のある計画が重要です。
SMART目標の設定から始めましょう。
「6ヶ月以内に、ホワイトペーパーダウンロード数を現在の2倍の50件にする」
これなら、具体的で測定可能、かつ期限も明確です。
ターゲット顧客の明確化も忘れずに。
バイヤーペルソナを作成し、顧客ジャーニーマップを描くことで、効果的なアプローチが可能になります。
マーケティング戦略の選択も重要です。
コンテンツマーケティング、インバウンドマーケティング、アカウントベースドマーケティング（ABM）など、自社に適した戦略を選びましょう。
※ABMとは具体的な企業・団体（アカウントと言います）をターゲットとして設定し、ターゲットアカウントからの売上を最大化するために戦略的アプローチするマーケティング手法のこと
ステップ3：小さな一歩から始める
「ローマは一日にして成らず」です。
小さな一歩から始め、着実に成果を積み重ねていくことが重要です。
まずは、即時効果を狙いましょう。
即効性があり、リスクの低い施策から始めるのです。
コンテンツ作成から始めるのもいいでしょう。
ブログ記事の執筆や、社内ナレッジの活用で、専門性の高い情報を発信します。
ソーシャルメディアでの発信も効果的です。
特に、x.comやYouTubeはBtoB企業にとって強力なツールです。
ステップ4：専門家の知恵を借りる
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです。
専門家の助言を得ることで、遠回りを避け、効率的に成果を上げることができます。
社内リソースの活用から始めましょう。
クロスファンクショナルチームを構築し、社内の知恵を結集させます。
ベレネッツのような外部コンサルタントの力を借りるのも一案です。
専門性と費用対効果を慎重に検討し、最適なパートナーを見つけましょう。
ステップ5：実施後のレビューと改善を怠らない
「失敗は成功の母」です。
実施後の分析と改善が、成功への近道となります。
データ分析の基本を押さえ、PDCAサイクルを回し続けることが重要です。
小さな改善の積み重ねが、大きな成果につながるのです。
ステップ6：継続的な学習と改善
「学びに終わりなし」とはよく言ったものです。
BtoBマーケティングの世界は日々進化しています。常に最新の知識とスキルを身につけ続けることが、成功の秘訣です。
業界イベントへの参加や、オンラインコミュニティの活用など、学びの機会を積極的に作りましょう。
ステップ7：成果を祝い、次のステップへ
最後に、小さな成功も必ず祝いましょう。
チームの士気を高め、さらなる成長への原動力とするのです。
そして、次のより大きな目標に向かって、再び歩み始めるのです。
いかがでしたか？
この7つのステップを実践すれば、あなたの会社のBtoBマーケティングも必ず成功します。
今すぐ、第一歩を踏み出しましょう。
最後に、よくある質問にお答えしましょう。
Q: 小規模企業でも、これらのステップは実践できますか？
A: もちろんです。むしろ、小回りの利く小規模企業だからこそ、柔軟かつ効果的に実践できるのです。
Q: 効果が出るまで、どのくらい時間がかかりますか？
A: 企業や業界によって異なりますが、多くの場合、3-6ヶ月程度で初期の効果が現れ始めます。
BtoBマーケティングの成功は、もはやあなたの手の届くところにあります。
今すぐ、最初のステップを踏み出しましょう。
メルマガ購読
「ベレネッツ式：一位になれない会社のための逆転法」
平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)
NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC（新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者）にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」＋「再現性のある」ブランディング＋マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。
