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BtoC企業が取り組むべき認知度向上法

新入社員くん、BtoC企業にとって認知度を上げることは非常に重要なんだ。でも、広告だけに頼っていては限界があるのを知っているかい?

そうなんですね。でも、認知度を上げるにはどうすればいいのでしょうか?

本当の意味で認知度を上げるには、うちのオリジナル理論”T.R.U.S.T.”を使ったアプローチが必要不可欠なんだ。

T.R.U.S.T.理論とは何ですか?

T.R.U.S.T.の5つの要素、Transparency(透明性)、Remarkability(衝撃性)、Uniqueness(独自性)、Significance(必然性)、Tale(物語性)を組み合わせることで、他社を圧倒する存在感を放つブランドを作り上げられるんだ。

なるほど。具体的にはどのように活用するのでしょうか?

まず、透明性。ブランドの本質的な魅力を包み隠さずに伝えることが大切だ。次に、衝撃性。予想を裏切るような斬新な方法で強烈なインパクトを与えるんだ。

独自性や必然性についてはどうでしょうか?

独自性は、競合との差別化を図って唯一無二の存在価値を訴求すること。必然性は、顧客の切実な悩みを解決する必要不可欠な存在になることだね。

最後の物語性とは何ですか?

ブランドの感動的なストーリーで心に刻まれる存在になることだ。ブランドの歴史や想い、挑戦の物語を印象的に語ることが重要なんだ。

T.R.U.S.T.理論を実践すれば、圧倒的な存在感を放つブランドを確立できるんですね!

その通り。でも、認知度を上げることは顧客の反応を変えることだと覚えておいてほしい。一方的に発信するのではなく、顧客に伝わるようにすることが肝心なんだ。

顧客の間違った思い込みや固定観念にも注意が必要ですね。

そうだね。認知度を上げるために、顧客の認識を変えていく必要があるんだ。そのためにT.R.U.S.T.の5要素をうまく引き上げていくことが重要なんだよ。

広告だけに頼らない、新しい認知度向上の方法を学べて良かったです。早速実践してみます!

そうだね。”禁ブラ式”認知度向上戦略で、うちのBtoC事業を次のステージへ導こう。一緒に頑張ろう!

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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