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ブランディングは大企業がやることだと思っていませんか?(2)

投稿日:2011-05-12 更新日:

前回の「ブランディングは大企業がやることだと思っていませんか?(1)」では、中小企業がブランド構築の取り組む理由としていくつか挙げましたが、今回その中で「1.価格競争に陥ってしまっている」について話したいと思います。
価格競争とブランド構築、全くリンクしませんね。ところが中小企業でもブランド構築に成功すれば、価格競争が回避でき、別の部分で勝負できるのです。
例えば、価格競争に陥る会社の場合、あなたの会社は「顧客企業の最大の利益を出すための最小の仕入を提示する仕入業者」になってしまっています。つまり、会社ではなく、数式上見積金額が一番低い「会社A」なのです。ここで顧客企業に最安値を提示できない会社も同様に「会社B、会社C・・」なのです。つまりアルファベットの記号のように特に特徴もなく、順に並んでいるだけの会社としての存在感しかないのです。
そのような会社に成り下がってしまっていては、碁盤の五目を並び替えるがごとく、ビジネスに安住は訪れません。
しかも単に価格の大小が勝負の分かれ目でしかない会社は、長続きしないでしょう。企業の体力勝負になりますから。このような場合、日米韓の半導体価格競争の中の日本メーカーのように撤退した方が得策かもしれません。
厳しいことを書きましたが、実は撤退しかないケースは稀であり、価格以外にも顧客が重視する特色は必ずあるのです。商品本来の値段は他社よりも高くても、アフターサービスがかなり良かったり、他社が持っていない効能・機能があったり、耐久性に優れていたり、カスタマイズが可能であったり...
これがブランド(特色)なのです。
弊社の場合、ブランド構築の種を「気付いていないものを探す」「公になっていないものを公にする」「新たに作り出す」といった形で設定します。
設定するだけでは何も変わらず、この後のアクションに関わってくるのですが、それはまた次回に。

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どんな会社でも差別化の要素はあります! Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築

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