「中国や海外に向けてのブランディング」の2回目です。
「中国に進出」を謳ったセミナーを日々多く見かけます。
逆に考えてみると、それだけ中国に進出することを考えている企業が多いのでしょう。
中国進出でも2パターンあります。
1.現地に工場を作る(合弁など)ための進出
2.中国で自社商品を販売、サービスを展開するための進出
前者の場合は、合弁企業を探すということになりますので、ブランディングは全く関係ない、というわけではありませんが(うまみがなければ相手も組まない)、後者は完全にブランディングマターになります。
つまり他の海外でも同じですが、日本企業が何の下地もなく独自に進出することはできず、何らかのメリットや差別化の要素がなければ「組んでくれる」中国企業も見つかりません。そもそも中国で自社商品・サービスを売ろうとしても特色がなければ無理があります。「中国では日本製ということで飛びつく」というニュースはマスコミの中の神話です。
中国国内は競争が激しく、商品・サービスに対する見方もどんどん厳しくなってきています。
このような中で重要になることが、あなたの商品・サービス、会社自体に「何のメリットがあるのか?」ということです。
メリット=トクする事、トクする事とは、競合の商品・サービスなどではそこまで得ることはできない、もしくは見つけられない差別化のポイント。そうあなたの会社のブランドなのです。
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弊社は中国の顧客のブランディングも行っています。
Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築