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競合ひしめくサービス業界でもブランディングで勝っている例

投稿日:2011-07-12 更新日:

シリーズ「ブランディング・ブランド構築の優れた企業(日本編)」
自動車修理業は、競合も多く、正規ディーラーというユーザーからすれば盤石の駆け込み寺もあり、非常に競合に勝ることが難しい業界です。
しかし、「顧客がトクするメリットを提供している」というサービス業ブランディングの勝ちパターンを実践している今回の会社は、全国から顧客を集め成功しているのです。


ディレクション(愛知県名古屋市守山区)
http://wa3096.blogten.jp/

輸入自動車の修理専門業なのですが、口コミで情報が伝わっており、全国から顧客が集まってくるとのこと。
フェラーリなどは、新車はまだまだ2000万を超えるプライスが付いており、一般には非常に高額なものの、いわゆる「スーパーカー世代」が憧れる80年代、90年代のフェラーリの中古車は数百万になっており、普通に購入している人も多くなっています。
ここで問題なものが、維持費や修理費。新車のフェラーリの場合、オイル交換だけでも正規ディーラーで行うと非常にコストが高く付きます。しかもスポーツカーということもあり、単に安く上げるだけではメンテナンスが不安。

この会社はそんなユーザーの不安に応えるブランディングを成立させ、事業的に成功しているのです。

1.コストが不安 → 正規ディーラーよりも安い
2.技術は? → 会社としてレースに出場しているので、メカニック部分には自信がある。かなり古いスポーツカーのレストアも得意
3.愛知県だが? → どこにでも引き取りに行くフットワークの軽さと、電話での相談にも親身に乗ってくれるサービス力

愛車の修理経過をWEBで確認できます

愛車のエンジン

つまり、ユーザーが不安だと思っている事に対して、全て解消する会社としての表現を首尾一貫行っているのです。これこそブランド力ですね。
会社として能動的に告知しなくても、口コミで全国に拡がっているのが分かります。
サービス業は形に見えないものです。逆に言えば、強みさえ発揮すれば今回の会社のように口コミで評判が全国に拡がっていくのです。

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競合が多くてもブランディングで勝つ企業に!

Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築

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