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あなたの企業の優位性は広告で伝えても難しいです。

投稿日:2011-08-12 更新日:

シリーズ「広告を使わずに自社PRするブランディング・ブランド戦略」です。

例えば、あなたがこんなことが得意だ、長所だ、人よりうまい、というようなことがあった場合、どちらの方が浸透するでしょうか?

1.(知人に対して)「俺って、これ得意なんだよね。あと、ここの部分人より得意なんだよ」

2.(あなたとは違う場所で)「**さんってここがいいところだよね。***の部分も一番得意じゃ
ないのかなぁ?」

1も確かにあなたが他人に対して「表明する」のですから効果が無という訳ではありません。しかし、効果が一番あるのは2なのです。2の場合、当事者でない人達(2次情報源)での会話であることから、話した人に何らメリットがないのは明白です。つまり、本当に話したい情報を伝える(口コミ)ということは、その先の人が感化されやすいのです。

企業のブランディングでも同様で、「自社はこんなにすごい!うちはここが他社と違うところです!」ということを表明しなければ、まず近づいてきた顧客を感化させることができません。しかし競合が多い日本では、「あなたの会社が気づかれない」という方が多いのです。
このような場合は、「何の利益もない第三者の中で、あなたの会社に対するプラスの情報を流通させること」が重要なのです。要はあなたの会社の知らないところで、評判が拡がる、と言った感じです。

この役目は明らかに広告ではできません。広告は斜に構えて見ていますので。
できる手段はブランディングのアクションプラン内で取る方法なのです。

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