前回は、取引を検討している企業or取引している企業が「大手企業信用調査会社を使って」、取引検討先の企業or取引企業の信用調査をすることがあるので、
大手企業信用調査会社からの電話には、冷静に丁寧に対応した方がよいということをお話ししました。
詳細は、以下の前回記事をご参照ください。
https://corporate-branding.jp/blog/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB/b%EF%BD%B0kowaitel.html
さて、今回、もう少し大手企業信用調査会社のことについてお話ししたいと思います。
大手企業信用調査会社が信用調査をするために電話をかける場合は、社名をしっかりと名乗ってくれるので調査される側も心の準備ができます。
また、質問内容も企業が公開している資本金や従業員数、社長名といった、その企業に勤めている人間であれば、答えられなければならないものなのでよいのですが、
時に、探偵会社に近い企業信用調査会社が信用調査のために電話をしてくることがあり、このとき、社名を偽って電話してくることがあるのでやっかいです。
上場企業ではあまり聞いたことがありませんが、探偵会社に近い企業信用調査会社に依頼する企業はそれなりの割合であります。
探偵会社に近い企業信用調査会社の嫌なところは、社名を偽るだけでなく、例えば、社風を調べたいときに、「わざと」少し挑発的な物言いの電話を何回かして、
応対者が同じ人なのか、複数人なのか、すぐにキレるorキレぎみになる社員が多いのか(苦笑)、冷静に応対できる社員が多いのかといったことをして、
調査対象企業の「内情」を知ろうとすることです。
なんか、スパイの世界みたいですよね。
でも本当にあるんですよね・・・
ちなみに、大手企業信用調査会社の1社は、自社調査の一環として、昔でいうところの「どぶ板営業」ならぬ「どぶ板調査」を徹底して行っているので、普段から大小を問わず、多くの企業の確度の高い情報を得ています。
信用調査を依頼する企業側からすると、質のよい最新に近い情報が短期間で得られることから依頼することが多いようです。
「どぶ板○○」がどういうものかは検索していただければと思います(笑)
今日はここまでです。