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競合他社との差別化をしたいならブランディング・ブランド構築(2)

投稿日:2011-04-19 更新日:

競合他社のブランディングをする上で多い失敗は何か。
それは、より上位の会社のマネを安易にしてしまうことです。

あなたの会社が上位の会社の「強みの打ち出し方」であったり、顧客から見た「その企業を利用したときのメリット」をマネしたとしましょう。あなたがどれだけ頑張っても、二番煎じしか見られません。またこのような場合のブランドイメージは非常に下がります。

例えば、ある会社(A社とします)が「簡単に携帯、PCからアクセスできるスケジュール帳」を販売しているとします。その会社の特色は「スケジュール帳のデザインの良さ」とPC、携帯どこからでもアクセスできる「利便性」で、しかも「初期の3ヶ月は無料」であるとします。
あなたが競合である場合、以下のような商品づくりをしてしまいがちです。
・デザインはA社よりもよく!
・携帯からもPCからも接続できるように開発!
・価格はA社よりも安く!

これでは、あなたの会社の商品には「二番煎じの安売り会社」というイメージしかつきません。

ブランド戦略的にやることは、
1.A社の商品が持っていない機能、かつ、顧客が必要とする機能を盛り込む
2.A社の商品の機能を全部盛り込むのではなく、一部「捨てる」。集中することにより、差別化する。
3.料金では勝負しない。(もちろんあまりにもかけ離れた金額は論外ではあるが) より料金の組み合わせのバリエーションを設けて、幅広い顧客にアピールする。
などがあげられます。

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競合他社と差別化をする! Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築

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