from ベレネッツ代表 平松誠一
先週に引き続きBtoB企業（法人顧客との
取引を中心としている会社）向け、
たった1ページで潜在顧客に気付きを与え、
問合せ獲得する方法（後編）です。
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前回触れたものは
・トップページではなくページを重点改善
対象にする考え方
・ヘッドライン（キャッチコピー）の作り方
・お問い合わせのボタンの置き方
に触れました。
さらに、あなたの会社、商品、サービスに、
気付きを与える（例えば検索上位になる
やり方も含めて）方法をお伝えしていきます。
話しは若干横にずれますが、
アフィリエイトってご存じですか？
ネットでブログやWEBサイトを独自に
立ち上げ、企業の商標・サービスなどの
販売を仲介する仕組みです。
例えば、コスメの試供品を販売仲介すれば
報酬3,000円、健康食品の定期購買の
申込みにつなげれば報酬5,000円という形です。
アフィリエイトする人は販売までは担当せず、
販売者のWEBサイトへ誘導させる、という
部分までを受け持ちます。
アフィリエイト＝提携
アフィリエイトを行う人を
アフィリエーターと言います。
アフィリエーターは自分で商品を持っている
わけではないので、ライバルも多い中
（同じ商品を仲介しているアフィリエーター
は数多くいます）、自分のサイトで
購入へと導かないいけません。
言わば「来た人を逃さない必殺手法」です。
彼らが行っているやり方も、今回のテーマ
である「たった1ページで潜在顧客に
気付きを与え、問合せ獲得する」
要はこのやり方をあなたの会社の
WEBサイトで利用すればよいのです。
4．スマホで見る人は困った見込み客
アフィリエイトでスマホ経由で売れる商品・
商材といえば、「お困り商材」。
つまりコンプレックス商材や、
カードキャッシングなど、困っているけど、
パソコンで大々的に調べたくないものです。
さて、あなたの会社の商品・サービスを
見ていきましょう。
「お困り商材」ではなくても、顧客の「問題
解決できる」「悩みを解消できる」
「イライラを解消できる」「儲かる」
「コストダウンできる」などの欲求に根差し
た要素はありませんか？
弊社の場合、ブランディングしたい顧客は
「困った」ではありません。
それよりも認知度が低く、全く新規顧客が
取れない、とか、いい商品・サービスがある
のに売上が全然上がらないとか、
ルート営業以外やったことがなく、
魅力的な企業像をどう作ったらよいのか
わからない、という「困った」潜在顧客の
皆様から連絡いただきます。
その場合、ダラダラと文章を
読みたくありません。
キモの部分だけ読んだから、すぐ連絡、
という形が取れるようにするのです。
つまり、スマホの場合は、ページ上部に
困っている人向けのメッセージを並べ、
そのまま電話番号をクリックしてもらえば
すぐ電話がかけられる、という仕様にすれば
よいです。
これはシステムを入れる必要なく、
すぐクリック→電話できるようになります。
5．ページ内で邪魔するものを排除
アフィリエーターはできるだけ購入してもらう
前の障壁を排除しようとします。
そのためには、無駄なボタンは配置しません。
そのボタンをクリックしてユーザーが
別のページやサイトに行ってしまうからです。
さらに、カラムはベストは1カラムです。
カラムとは縦の列のこと。
Yahoo Japanのサイトは3カラムです。
（左に主なサービス、真ん中にニュース、
右に個人向けの情報パネルです）
Yahooであれば、天気予報に行ったり、
広告をクリックして別サイトに行ったり
しても問題ないのですが、あなたの会社の
サイトでは、「お問い合わせ獲得」したいのです。
脇目も振らずお問い合わせしてもらうため
には障害となる要素を取る＝本文だけのページ
にすべきです。
（参考：弊社のページ）
https://corporate-branding.jp/service/btob_ninchi/
6．ページ内に息抜きを入れる
ずっと文字が続くページは、見ている方も
イライラします。
イライラするだけならまだしも、耐えきれなくて
去ってしまうユーザーも多いです。
アフィリエイトの場合、1ページの作り方が
定型になっていて、以下のような形にして
いるサイトが多いのです。
見出し
＋
大きな画像
＋
テキスト
見出し
＋
大きな画像
＋
テキスト
書いている方は真剣なので、小休止などして
ほしくないです。
ところが読む側からすれば、ひたすら文字が
続くのは厳しいのです。
成果が非常に上がっているアフィリエイト
サイトは、この方式を守って、ゆったり
次の章まで読ませつつ、購入ボタンが
それぞれの先で口を開けて待っていると
いう感じなのです。
さて、前回は3個の技、今回は3個の技を
紹介しました。
実はまだまだ必殺の問合せ獲得法はあります。
また次の機会にご紹介できればと思います。