from ベレネッツ代表 平松誠一
前回は、自社コンテンツ(PDF)を見込み客にダウンロードしてもらう、という話しをしました。
繰り返します。
悩みを持っている、欲求を持っている、何らかの問題を持っている、という見込み客は「自分から」解決しようとします。
つまり、スマホなどでさくっと検索するのです。
目の前の悩みとは
例えば、目の前にある悩み解消というと・・
- 借金問題
- 家庭問題(離婚・浮気など)
- 転職
- 健康に関すること
- 自分の容姿に関すること(コンプレックス系)
などがよくあるものですね。
これらは人知れず、こそっと検索するのでスマホ検索に合っています。
ところが、今や1人に1つのスマホがある状態で家庭ばかりではなく仕事中もスマホと一緒の時間も過ごしています。
会議中に何か調べたいことがあれば、パソコンより先にスマホで探す人は多いですし、歩いていてふと思うことを検索してみたり、という人は多いです。
さらにはスマホには「音声検索」があります。
私もよく使う方ですが、音声検索は非常に楽ですね。
企業にとって探してもらえる状態に
つまり、上記に挙げたような個人的な悩みを解決するばかりではなく、BtoB商材のようなものでも、容易に探すことができる環境になっているのです。
これが前号で書いた「全ての会社にネタがある」ということなのです。
①あなたが持つネタをまとめる
②それをPDF化する
③悩みを持っている人向けに告知する
ここまでは終わりましたので、次は④からです。
④無料でダウンロードさせる
⑤リストを集める
⑥見込み客にクロスセルする
無料でダウンロードさせる
PDF資料を無料でダウンロードさせる目的は「リスト獲得」です。
人がわざわざメールアドレスを入力してPDFダウンロードする訳ですから、目的を持っている「見込み客」ということです。
そもそも興味がなければダウンロードなんてしませんから。
このPDF資料をダウンロードさせる、という仕組みを作ることは非常に簡単です。
システム構築する必要もありません。
まずはPDF資料をGoogleドライブやDropBoxなどの無償提供されているファイル保管サービスを申し込んでください。
ここにファイルを保管すると、「リンクを知っている人のみアクセス可能」というような機能が使えます。
URLは非常に長い判読不可能なものになりますので、公開しても検索に引っかかるようなことはありません。
メルアドを登録する機能を設置
GoogleドライブやDropBoxにファイルを置いたところでリストを集める機能がなければ始まりません。
次に行うことが、メルアドを登録すると、自動的にファイルのダウンロード先を伝える機能の設置です。
よくメルアドを入力すると、その後すぐにメールが届いて、その中に記載されているURLをクリックするとファイルがダウンロードできるサービスありますよね?
ところが、URLが挿入されたメールが届くタイプのものだと、迷惑メールに仕分けされてしまって忘れ去られてしまったり、瞬間にダウンロードできないので熱が下がってしまいます。
ここで紹介する「アスメル」は、メルアド登録後の「サンキューページ(ありがとうございました、と表示されるアレです)」にURLを挿入することができますので、ユーザーにとっては利便性が高いです。
なんといっても、月額3333円。
仕組みとしては、メルアドの入力フォームを設定し(インストラクションに沿って行えば簡単)、サンキューページに上記の長いファイルンダウンロード用URLをペーストすればOK。
見込み客のリストは宝
目的はファイルをダウンロードしてもらうことではありません。
リストを集めることです。
リストは「未来預金」。これさえあれば、その先に自社の商品・サービスを継続的に売っていけるのです。
ビートルズのジョンレノンは言いました。
自宅の庭にプールが欲しいと思ったとき、「それなら今から曲を書こう」。
リスト=ファン(音楽を購入する見込み客)です。
あなたであれば、メルアドを登録してくれた見込み客です。