コラム

ライティングスキルは営業スキルより重要です

投稿日:2018-04-06 更新日:

from ベレネッツ代表 平松誠一

書く

ライティングスキルはものすごく重要です。

みなさん、分かっていると思いますが。

ITスキルなんかよりも重要です。
ただ単に、ビジネスレターが書けるとか、メールでしっかりとした文章が書けることができる、ということではありません。

あなたが書いた文章が矢となり、相手に刺さるくらいのものが「ライティング」だと思います。このようなライティングを狙ってできるようになることが、「スキル」なのです。

なぜこんなことを書いているかというと、最近多くの状況で、「これってライティングスキルから来るのでは?」と残念な状況が多かったからです。

 

あまり細かい描写はできませんが、

うちの顧客がその先の顧客にプレゼンしている場面
(私)その出だしで参加者をつかめないよう〜

知り合いの紹介を受けた人がうちの会社に営業してくる場面
(私)う〜ん、自社のPRではなく、なぜそのサービスをうちが入れないといけないかの腹オチポイントが見えない〜

 

顧客社長が業界関係者への取材原稿を書いている場面

(私)過度に自分のPRや会社の歴史はいらない〜

 

社員が作った外部向けの文章

(私)こちら側の説明ではなく、相手側のトクする事はなにがない〜

 

これらは、それぞれ主語が違います。

「顧客企業の社員」もあれば、「顧客社長」もあれば、「営業の人」もあれば、「ベレネッツの社員」もあります。

 

ところが共通点があるのです。

これがライティングスキルのたくさんあるうちの1つです。

必要なライティングスキルとは?

 

ライティングのスキルがあれば以下が必ずうまくなります。

  • プレゼンテーション
  • 営業活動
  • 交渉
  • WEBサイトのランディングページづくり
  • 広報活動
  • 契約のクロージング
  • 集客
  • 初対面の人とのコミュニケーション
  • コンペ
  • ネット広告で成果を出せる

この例の中には、「しゃべるもの」も多くあります。

でも、しっかりとしたライティングができれば、その後にしゃべることを「あらかじめ組み立てられるということになり、鬼に金棒なのです。

 

下記のサイトでは、このようなビジネスで応用できる様々な集客方法を紹介しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

PULLで顧客を作る!web集客が苦手な人のための集客手法紹介メディア

 

ライティングスキルでも特に重要なことは?

・読み手主導

→こちら中心で書かないことです。あなたがどうなる、貴社がどうする、あなたはこう困っている、のように常に相手を主導にします。

 

・ベネフィットを見える化する

→ベネフィットは単なる「トクする事」ではありません。言いたいことがもやっとしていては伝わりません。何度も見直し、しっかりとメリットや、先方が感じる価値が分かりやすく見える化できているかを確認してください。

 

・専門用語や長い文はダメ

→みなさんの業界にいれば分かる言葉でも、他の人には全く伝わりません。

また英単語やカタカナ文字が好きな人がいますが、同じくらい嫌いな人もいます。

長い文章もダメです。、、、と句読点でひたすら続く文章は本当に読みにくいです。

 

・本題はなるべく最初に

→前置きが長ければ関心は徐々に低くなってきます。同時につまらなくなってきてしまいます。

何が言いたいのか、どうしたいのかを先にもってくるようにしましょう。

 

・箇条書きを使う

→箇条書きは非常に読まれます。人はリストが好きで、頭に入りやすいのです。

 

・具体的な文章にする

→比喩とか、あれ・これのような指示代名詞を入れる文章はダメです。全然わかりません。とにかく具体的にすることを心がけてください。

 

さて、ライティングのコツをいくつか書いてきましたが、実際にはこの3倍あります。

 

このスキルのお陰でベレネッツは勝ってきました。

  • プレゼンではその場で仮契約が取れる
  • ランディングページからは多くの集客が取れる
  • 営業しなくても資料だけで契約が取れる
  • プレスリリースだけで注文が入る
  • 初回訪問時の会社説明で契約が決まる。
  • 数年に1回のコンペでも負けなし

 

いいでしょう?

ブランディング顧客企業であればノウハウを獲得できますよ。

そのほかのノウハウについても下記で解説しています。

是非参考にしてみてください。

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著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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