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企業ブランディングを行うときの社内体制

ブランディング構築は会社全体で動くことが重要

会社メンバーも巻き込んだ「⾏動」が重要

企業ブランディングを行うとき、どのように進めていったら良いのでしょうか?
ほとんどの会社においてはブランディング活動を過去にやったことがないので、どのようなフロー(流れ)になるのか気になるというところは多いです。

ブランディングのフローは・・

× ブランディングの先生があなたの会社に来ていろいろ難しいことを話し、企画し、報告書を出すこと

〇 弊社とあなたの会社のプロジェクトメンバーで「提供価値の見える化(ネタ)」を作り、一緒に攻撃していく(弊社は俯瞰しつつPDCAをサポート)

というものです。
つまり、ブランディング会社に丸投げであとは安心、という状態はあり得ないのです。代わりに、会社の経営陣・社員も巻き込んで行動していくことが重要になります。

プロセスの中心は脚本と行動計画づくり

ではブランディング初期の段階ではどのようなことから始めるのでしょうか?
ベレネッツの場合、顧客企業がコストを考えマーケティングリサーチ(市場調査)は行わないこともありますが、100%実施することは初期の段階でのヒアリングです。

ヒアリング対象は企業の内部:企業の外部を50:50でリサーチし、データも駆使して継続セッションで「提供価値ストーリー」を固める。その後、すべてのコンタクトポイント(接点)から非広告の手法で浸透を図ります。

プロジェクトチームを御社内に作り、最終的にワークショップ形式で「脚本」を作りあげます。
この「脚本」は潜在顧客が能動的に近づいてくるネタとなりますので、その後の計数成果づくり部分(マーケティング)では中心になっていきます。

初期フェーズでだいたい3〜5ヶ月必要となります。
一刻も早く業績を回復したいという場合(業績が急激に悪化している会社、再生企業、V字回復が必要な会社など)は、初期を短くして「計数成果づくり」をしていくこともあります。
これが弊社の場合は時短ブランディングという通常のブランディングより短い期間で効果を出すユニークなブランディング手法になる場合もあります。

ただ、緊急性を要する会社以外で「脚本づくり」をカットすることはお薦めしません。
映画でも脚本なしで名作ができることはありません。

顧問型のブランディングはオンラインで

フルブランディングができない会社もまれにあります。

理由としては

  • 投資できる予算が限られている
  • ブランディングプロジェクトで動ける社内の人員が限られている
  • ブランディングよりマーケティングの方に力を注ぎたい
  • 広告の効果がなく、収益分配(成果報酬)的なマーケティングをやりたい
  • 成功事例をインストールしたい
  • ブランディング/マーケティングとも社内で勉強していきたい

などがあります。

このような場合、ベレネッツでは顧問型でのブランディングの提供もしております。

非広告クラブ

ブランディングに関する知識が豊富な専門チームがブレーンとしてアドバイスします。
専用サイト(オンラインサロン)を通して質問やノウハウ獲得ができます。

特長1.知識豊富な専門チームがブレーンとして対応する

特長2.時間調整できればオンラインでいつでも対話可能

特長3.基礎研修や会員制オンラインサロンの会員特典あり

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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