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すぐに始められるBtoBマーケティング手法

BtoBマーケティング、難しそうで手が出せない…

そんな思いで躊躇していませんか? その気持ち、痛いほどわかります。でも、今日からその考えが180度変わるはずです。

驚くべき事実をお伝えしましょう。

BtoBマーケティングを効果的に実践している「知名度のない企業」でも非常に効率的に見込み客の獲得ができているのです。

その秘密は、すぐに始められる5つの強力な手法にあります。

今から、これらの手法をご紹介します。今日から即実践可能で、驚くほどの効果が期待できるものばかりです。

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1. 自社ウェブサイトの活用:24時間働く最強のマシーン

まず、最も重要なのが自社ウェブサイトの最適化です。

ここがダメでは、他のどんな施策も水の泡です。

ある製造業のA社は、ウェブサイトのユーザーエクスペリエンス(UX)改善だけで、問い合わせ数が2倍に増加しました。

※UXとはユーザがウェブサイトを訪問した時の使い勝手などの体験価値を上げることです。

具体的には以下の点に注目してください:

– モバイル対応は必須。BtoB企業であってもスマホでの閲覧が50%を超える時代です。

– SEO対策も忘れずに。適切なキーワード戦略とコンテンツ最適化で、検索順位が大幅に向上します。ただしキーワード詰め込みすぎはダメです。

– リード獲得の仕組み作りも重要。魅力的なリードマグネット(e-book、ホワイトペーパーなど)を用意しましょう。

2. SNSでの情報発信:信頼関係構築の最短ルート

「BtoB企業にSNSは不要」「SNSは個人がやるもの」というのは、もはや過去の話。

x.comを効果的に活用したIT企業のB社は、わずか3ヶ月で見込み客が30%増加したのです。動画を効果的に使った顧客企業も、爆発的に資料請求数が増えました。

ポイントは以下の通りです:

  • BtoB企業には特にx.comもしくはYouTubeがおすすめ。ただし、業界によってはInstagram(特にリール)も効果的。
  • コンテンツカレンダーを作成し、計画的に投稿することが重要です。
  • 有料WEB広告も効果的。精緻なターゲティングで、費用対効果の高いプロモーションが可能です。(特にmeta広告のターゲティングは素晴らしいです)

3. メルマガの配信:コスト効率最強の顧客育成ツール

「メールなんてもう古い」と思っていませんか?

それは大きな間違いです。適切に実施すれば、今でも最も費用対効果の高いマーケティング手法の一つなのです。

BtoCだと、どうしてもセールとかキャンペーンの紹介=メルマガ、というイメージですが、BtoBですと案外上手なネタ提供することで、顧客エンゲージメントがアップする例が多くあります。

製造業のC社は、メールマーケティングの最適化により、メール開封率が常に40%超え、本文中のURLクリック率が平均15%にまで向上しました。

ここで押さえるべきポイントは:

  • リスト構築は慎重に。品質の高いリストを作ることが成功の鍵です。
  • 件名は極めて重要。A/Bテストを繰り返し、最適な件名を見つけ出しましょう。
  • パーソナライゼーションとセグメンテーションを駆使し、一人一人に響くメールを送りましょう。

4. オンラインセミナー(ウェビナー)の開催:見込み客を一気に獲得

コロナ禍を経て、ウェビナーの重要性は飛躍的に高まりました。

今やITが苦手とかあまり得意ではないと言ってる会社でさえも「Zoom会議なら大丈夫」というところも増えてきました。

BtoB向け小売業のD社は、定期的なウェビナー開催により、新規リード獲得数が5倍に増加したのです。(照明分野)

成功のカギは:

  • 魅力的なトピックの選定。顧客の悩みに寄り添ったテーマ設定が重要です。
  • 適切なプラットフォームの選択。Zoom、Google meetなど、目的に応じて選びましょう。
  • 効果的な集客戦略。ランディングページの最適化とプロモーションが肝心です。
  • フォローアップを忘れずに。ウェビナー後のリード育成が成約率を大きく左右します。

5. ホワイトペーパーの作成と配布:専門性をアピールする最強ツール

最後に、ホワイトペーパーの威力をお伝えしましょう。

SaaS企業のE社は、質の高いホワイトペーパーの提供により、リード獲得コストを60%削減したのです。それまでの集客はWEB広告に頼っていたところ、10種類以上のホワイトペーパー、実績説明資料、ケーススタディなどを用意しPDF化したのです。

ポイントは以下の通りです:

  • トピック選定が極めて重要。顧客の課題に深く切り込んだ内容にしましょう。
  • 構成と内容の質にこだわりましょう。表面的な情報では、価値は生まれません。
  • 配布戦略も練り上げましょう。最適化されたランディングページと効果的なプロモーションが必要です。
  • リード獲得後のフォローアップを忘れずに。ここからが本当の勝負です。

以上、5つの即効性テクニックをご紹介しました。

これらを統合的に実践することで、驚異的な相乗効果が生まれるのです。

さあ、明日からあなたも、BtoBマーケティングの達人になれます。

次のページでは、さらに高度なBtoBマーケティング手法をご紹介します。

ぜひ、チェックしてください。

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最後に、よくある質問にお答えしましょう。

Q: 小規模企業でも、これらのテクニックは実践できますか?

A: もちろんです。むしろ、リソースが限られている小規模企業こそ、これらの費用対効果の高いテクニックが有効です。

Q: どのテクニックから始めるべきですか?

A: 自社の状況に応じて異なりますが、多くの場合、自社ウェブサイトの最適化から始めるのがおすすめです。

BtoBマーケティングの成功は、もはやあなたの手の届くところにあります。
今すぐ、最初のステップを踏み出しましょう。
あなたの決断が、会社の未来を変えるのです。

BtoBブランディングのやり方

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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