「ブランド構築・ブランディングと企業のデザイン」の６回目です。
今や企業のデザイン物戦略の中でも、ＷＥＢサイトは主力に位置づけられるのではないでしょうか？
そのデザインの進化具合は実に急激なものです。１０年前と現在のＷＥＢサイトを見比べてみると一目瞭然でしょうが、他のデザイン物とは比較するに及ばないほど時代への対応力が求められるジャンルであると言えます。
ＷＥＢサイトを覗いてみた際に、視覚情報の大半を占めるのは、書かれている文章の内容ではなく背景画像です。背景は、ＷＥＢサイトのテーマを支えるものであると言えます。
以下、上手く背景をテーマの支えとしている代表的なサイトを見ていきましょう。
これは、株式会社レベルＱのＷＥＢサイト。背景には「Ｑ」のアルファベットが、薄くですが大胆に配置されています。
コンテンツは見易く、企業そのもののアピールもしっかり行なえる、優れた背景であると言えます。
こちらは、株式会社アクシスのＷＥＢサイトです。このサイトは、数枚の背景が自動的に切り替わって表示されていく手法を用いて作られています。その背景のどれもが、訪れた人の関心を引くようにデザインされており、またコンテンツの邪魔になるようなこともありません。
成功しているＷＥＢサイトを参考にして、上手な背景の使い方を心がけたいですね。