仕事における能力限界の見極め方のつづきです。
前回の内容につきましては、以下をご覧ください。
さて、自分が思っているよりも限界が遠くにあることが多いのはなぜか?
それは、自分が「思っている限界」を超えた仕事量をこなそうとすると、量をこなすために仕事の効率化を強制的に考えて実行せざるを得なくなって、結果的に限界だと思っていた仕事量が自分の限界内に収まってくることが多いからです。
例えば仕事量を現在の1から自分の思っている限界を超える2に増やしても、実際の自分の仕事量は、はじめてから間もなく、2よりも小さい1.7~1.8に圧縮されることが多いです。
これを続けていくとさらに圧縮されて1.5~1.6程度までなります。
※数字はイメージです。念のため。
そうなると限界値が2までいけることがわかって、かつ、実際には1.5~1.6の仕事量まで圧縮されるので、残り0.4~0.5の余裕ができることになります。
そうなると、さらに仕事量を増やして・・・というループができて、これを複数回くりかえせば、自分の本当の限界値がわかってくるというわけです。
このループをくリ返す過程で、実力がアップしていきますし、実力がアップしてくれば、責任は重いですがやりがいも大きい案件をまかせられるようになってきます。
量があっての質です。