前回のつづきです。
前回、前々回の内容につきましては、それぞれ以下をご覧ください。
仕事環境の違い
大企業と中小企業とでは「仕事をする環境」に大きな違いあります。
大企業の場合、
a.上司・同僚含めて、素養+実績のトータルの水準が一定以上である
b.仕事の範囲が限定される
c.さまざまな面で、ある人の仕事を「補完・補強」する機能・仕組みが充実している
中小企業の場合、
d.上司・同僚含めて、素養+実績のトータルの水準にばらつきがある
e.仕事の範囲が限定されにくい
f.さまざまな面で、ある人の仕事を「補完・補強」する機能・仕組みが不充分である
前回の以下の分類でいえば、①がうまくいきやすいのは仕事の環境が似ているため対応
しやすいということです。
①大企業⇒大企業
①中小企業⇒中小企業
②中小企業⇒大企業
③大企業⇒中小企業
①>②>③
自分の力を最大限に発揮するために
仕事環境への対応力が、自分の培ってきたスキル・経験を最大限に活かせるかどうかの
重要な要素になります。
②と③が②>③となっているのは、仕事環境への対応力の違いです。
大企業と中小企業の「仕事の環境」の比較をすれば、一般的に大企業の方がかなり良いこと
は確かです。
このため、わかりやすく言えば、
②は悪環境⇒良環境、③は良環境⇒悪環境になるわけなので、
悪環境の中でキャリアを積んできた人が良環境で仕事をするのと、
良環境の中でキャリアを積んできた人が悪環境で仕事をするのでは当然違いがでてきます。
このため、②>③になるというわけです。
本テーマにつきましては、ひとまずここまでにします。