モンスターって美味しくないのになんで売れるの?
結論 → 「味」ではなく「体験」をみんな買うから。
モンスターってお世辞にも美味しいとは言えない。(まぁ味が好きって人も周りにはちらほらいますが)
しかも彼らの広告のどれを見ても、飲料メーカーにある 美味しいとか、爽快感とか、うるおいとか、アピールしていない。
では飲料メーカーとしての勝負を捨ててるか、というと そうでもない。 ずっと売り上げは右肩あがり
では消費者が買っている「体験」って何か?
それは他のメーカーが提供している「機能・効能」を 全部無視して、「顧客側が感じる体験」を「伝わる」ようにしている。
つまり、他の飲料メーカーがやっている 美味しいとか、爽快感とか、うるおいを全部無視して、 全然違う場所で存在感を出している。
モンスターが認知させたい「体験」とは 「眠気を覚ましたい」「もうちょっと頑張ろう」 というときにエルギーが注入される、という体験。
この独自な体験が消費者にうまく伝わって、 モンスターは成功している。
ではあなたの会社が持つ「価値」ってなんですか? 日本語特有のボヤッとしているものは完全NG。
この「体験」は詳しく言うと「体験価値」と言うのですが、めちゃくちゃ大きいパワーを持っている。
この体験価値をうまく伝わるようにするのが 企業ブランディング。
【ワーク】あなたが以下の文章に埋められるようになれば勝ち!
うちの会社の商品・サービスは、「**(顧客体験)」を通じて、顧客が持つ「***(悩み・イライラ・問題・恐れ)」を解決できる。
私の経験則: NTTドコモ時代、数百億の広告費を使ってもシェア低下。 その苦い経験から学んだこと。 → PUSH(押し付け)ではなくPULL(引き寄せる)戦略が鍵 → 効果が出るまで時間がかかる従来のブランディングは幻想 → 「伝わる」「惹き寄せる」時短ブランディングこそが解決策