代表ダイアリー

会社の廃業予備軍127万社の衝撃

投稿日:2018-05-25 更新日:

from ベレネッツ代表 平松誠一

廃業

2017年秋に経済産業省から衝撃的なデータが発表されました。

・中小企業経営者の年齢層が最も多いのが65〜69歳

・まもなくリタイア時期を迎える経営者は約245万人

・半数(127万人)が後継者未定

 

中小企業の3社に1社が廃業危機に

 

日本の中小企業数は420万社です(経済産業省データから)

 

つまり、中小企業の3社に1社が後継者を見つけられなければ、廃業してしまうかもしれない、ということなのです。

 

日経新聞も

どうなる中小「大廃業時代」 

 

朝日新聞も

廃業予備軍「127万社」の衝撃 後継ぎ不足、企業3割

 

週刊ダイヤモンドも

日本の「お宝企業」が絶滅危機!廃業予備軍127万社の衝撃

 

マスコミはこぞって今年になって特集しています。

それだけ日本にとってシリアスな問題なのです。

 

「中小企業が廃業」すること、が問題ではなく、「有形無形のよいものをもった会社が消えてしまう」ということに問題があります。

せっかく今まで積み上げてきたノウハウや技術などは廃業により霧散してしまうからです。

 

私の周りにもそのような会社あります。

ブランディング顧客先でもありますし、私の知人の会社の中にもあります。

まだまだ社長自体は60前半ですが、「次」がいないのです。

 

きっとあなたの周りにも廃業予備軍はある

 

あなたの周りにも「廃業予備軍」は絶対あるはずです。

あなたが少しだけアクションすることで、そのような会社を救えるかもしれません。

その方法とはM&A(企業の合併・買収)です。

 

最近では7兆円で武田製薬がアイルランドの製薬会社を買収する、というニュースを見た方も多いと思います。

最近テレビでCMを非常によく見る求人サイトの「Indeed(インディード)」。
こちらもリクルートが2017年1200億で買収した会社です。

 

これらのM&Aを見てみると、大手が行う手段のように見えてならないですよね。

 

ところが・・・
数で見ると、中小企業のM&Aの方が圧倒的に多いのです。

そうです。
普通に数名の会社でも別の会社に買収されているのです。
逆に、あなたの会社がどこかの中小企業を買収するということだって夢物語ではありません。

この人は19歳の頃、高校生時代に作った会社を1億円で譲渡しています。。

http://ex-career.org/tigala_0721/

 

中小企業のM&Aのやり方は?

 

売り手側と買い手側に分かれます。

売り手側:後継者がいなくて廃業危機にある会社はこちらです

 

買い手側:事業拡張したい、領域を拡げたい。ゼロからスタートするのではなく、会社を買収してスタートダッシュしたいという会社はこちらです。

買い手、売り手が独自に会社の合併・買収を進めていくことは、会計部分・法的部分などでスキルが必要なため、非常に難しいです。

そこで登場するのがM&A仲介会社。

売り手、買い手の間に入り、うまくマッチングさせる業務を行っている会社です。(基本的に成功報酬)

成功報酬というのが気楽に問い合わせで来ますよね。

あなたの周りに「廃業予備軍」があれば、M&Aを考えてみるのはどうでしょう。

私も顧客企業の社長から相談を受けて何社か「うちの子会社は買い手ありますか?」という問合せをしたことがあります。

結構気楽にできましたね。

気楽にお問い合わせしてみましょう。

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