コラム

あなたの事業で広告の効果がない場合の解決法

投稿日:2020-07-13 更新日:

From 代表・平松

今や誰でも広告が出稿できるようになりました。

昔は大手広告代理店に頼まないと
テレビCMは打てない状況でしたが、
今やネットから簡単にテレビCMの
申し込みができてしまいます。

今はネット広告で数千万人に
アピール可能という時代です。
(すでにネット広告はテレビ広告を抜いています)

だからこそ、ライバルが軒並み広告出稿をしていて、
広告の効果がなくなった、という状態に陥る会社が続出しています。

あなたの会社もそうではないですか?

あなたはどのような場合に、ネット検索しますか?
あなたはどのような時に、知り合いに相談しますか?
あなたはどのような時に、書籍を探しますか?

この行動は「問題を解決したい」とか「悩みを解消したい」という時に
起こる行動です。

つまり、人が能動的に動くという場面は、「問題が発生していたり」
「悩みが解消されていない」時に起こるのです。

つまり、あなたの提供している商材、例えば商品やサービスが
願望軸ではなく解決軸で顧客に見えることができれば、先ほどお話しした
解決したい人は近づいてくる可能性があるのです。

逆に、広告をひたすら出稿することは「PUSH」つまり「押す」と言います。
悩みを持っていない人にひたすら「押す」ことで効果は高まると思いますか?
それが広告なのです。

なぜ
大まかにいうと、人が動く心理には2パターンあります。

1つは願望。
つまり何らかの達成したいものを追い求めるという行動です。

2つ目はおそれ
これは、陥りたくないことからの回避や、恐怖からの脱出などの行動になります。
つまり、嫌なことから逃れたいという心理です。

広告で効果が出ていない人は、この2つ目の恐れから逃げたい、という心理を
活用すべきなのです。

間違ってはいけないのが、恐怖で煽るということではありません。
あなたの会社の商品、サービスのベネフィットを見込み客が問題解決のため
自ら探すという文脈を作り上げることなのです。

この方法については動画で説明していきます。

動画はこちら

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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