HOME > ビジネスネタ > ビジネスネタ どんな製品にもマーケットが。気象情報関連ビジネス 投稿日:2018-05-10 更新日:2024-05-24 私たちは毎日、ネットやテレビで天気予報を 見たり聞いたりしていますが、 天気予報が大きなビジネスになっているって 知ってました? 人気天気予報キャスター(気象予報士)が 売れっ子タレント並みに、何千万円もの年収 を稼いでいることは、様々なTV番組で 何度も取り扱っているので知っている方も いるかもしれませんが、天気予報を含む、 気象情報関連ビジネスはまだあるんです。 というのも、 気象情報は、以下に示すように、あらゆる 産業の「業績に直結」するため、気象情報 サービスへのニーズが高いためです。 情報関連産業 交通関連産業 レジャー関連産業 エネルギー・インフラ関連産業 農業関連産業 流通関連産業 防災関連産業 気象情報「関連」ビジネスとしているのは、 気象情報=天気予報だけではないからです。 気象データと空調機器、照明機器との 組み合わせで、室内の温度・湿度や照明 の明るさを最適化する機能orサービスとか、 気象データと地図データとバスやタクシー の位置システムを組み合わせての最適配車 システム・サービスとか、 気象データと農業自動化システムを 組み合わせての大規模農作物生産システム・ サービスとか、 様々、検討・実証実験・一部システム 販売やサービス展開がされています。 現在の日本での気象情報関連ビジネスの 市場規模は300億円ほどと言われていて、 ここ数年は横ばい傾向みたいですが、 IoTやAIといったテクノロジーの進歩で、 今後市場規模の拡大が期待されている ところです。 気象情報が私たちに届くまでの流れは 以下の通りです。 ①気象庁 ↓ ②民間気象業務支援センター ↓ ③民間の気象情報提供会社 ↓ ④企業/個人(私たち) 気象庁が観測や解析・予報などを行った 成果や、この成果の過程で得られた 気象データや資料を、 民間気象業務支援センターが仲介をして、 民間の気象情報提供会社が、それらの データ・資料に基づいて付加価値を 付けて、企業や個人(私たち)に 気象情報が提供されています。 気象庁WEBサイトに 気象情報ビジネスに関連するページが あったので、ご関心のある方は以下に アクセスしてみてください。 https://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/index.html 今日はここまでにします。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -ビジネスネタ -できるビジネスパーソン, ビジネスネタ, 天気予報, 天気予報ビジネス, 気象情報, 気象情報関連ビジネス, 経済