from ベレネッツ代表 平松誠一
Googleなどで検索するときに、あなたは普段何個くらいキーワードを入力するでしょうか?
かなり前のデータなのですが、スマホでは7割以上の人が2個以上のキーワードを入力する、ということが書いてありました。
あなたも1語で検索するより、2語以上入れるのではないでしょうか?
では、どのような状況でその行動を取るのでしょうか?
キーワード検索時の行動とは?
たとえば、1語の場合は、会社を調べる時や、何らかのブランドを調べるような時ですね。
2語以上の時は、何らかの目的語を組み合わせることにより、ちゃんとした「答え」が欲しい、という時ではないですね。
つまり、悩みが深ければ深いほど、最適な回答を導き出そうとする行動が、この複数語検索につながるのです。
検索キーワード、ベレネッツの場合
以前、ベレネッツのブランディングサイトのSearch Console(Googleの無料ツールで、どのような検索ワードで自社サイトにユーザーが来ているか見ることのできるもの)を確認してみると、見込み客が検索しているキーワードに複数ワードが多くありました。
中には、何らかの答えを求めているキーワードの組み合わせではないものもあったのですが、以下のキーワードは「最適な回答を導き出したい」という判断をしました。
会社 認知度 上げ方
企業イメージ 向上 方法
認知度を上げる 方法
「方法」や「上げ方」など見込み客が求めている「解」を表していますね。
これらを狙ったのです。
結果的に、このキーワードほか10個くらいのターゲットキーワードを決め、現在は軒並み1位になっています。
1位になったことで、以前よりお問い合わせが増える結果となりました。
かつ、しばらく検討してから判断する、という見込み客ではなく、「いますぐ客」が非常に多くなったのです。
このような強い検索ワードはあなたも見つけられます。
今回は初級編ということで、簡単にできる方法を説明をしていきます。
あなたの見込み客はどのような検索をするのか?
ここで登場するのが無料ツールのhttp://www.related-keywords.com/です。
ものすごくシンプルな作りですが、実は非常に優れた機能を持っているツールです。
説明するより、まずは入力欄に「売上」と入れてみましょう。
左側の「Googleサジェスト」で表示される10個分は、「売上+α」の検索ワード上位です。
つまりよく検索されるワードということです。
他にも「売上+あから始まるキーワード」と「売上+Aから始まるキーワード」が表示されます。
この他に、右側にはYahoo知恵袋や教えてGooで「売上」に関係してどのような質問がされているのかを見ることができます。
「あ」から順番に並んでいるキーワード。これらは全て見込み客であろうユーザーが実際に検索をしている結果なのです。
見込み客がどんなキーワードで検索するかを自分達で考えるより、このような実際のキーワードを目の当たりにすれば、思いつかなかった検索キーワードにも行き着くことができます。
ここに出てくるデータは、Googleの検索データから引っ張ってきています。
つまり、実際に使われている検索ワードに基づいて候補をリストアップしているので、「本当の見込み客の声」と言えるのではないでしょうか?
1つ1つキーワードを見ていく労力を惜しんではいけません。その中に「お宝」が埋まっているのです。
ちなみに、真ん中にある「全キーワードリスト」を全部コピーして、Wordなどにペーストした後、取捨選択するとお宝キーワードを見つけやすくなります。
早速みなさんも自社の事業の収益につながるキーワードを見つけてみましょう。