コラム

PDFで見込み客を獲得する方法

投稿日:2018-04-27 更新日:

from ベレネッツ代表 平松誠一

PDF

PDFの資料ってパソコン内にたくさんありますよね。

自分でもWordファイルをPDFにしたり、WEBページを保存するためPDFにしたことのある方も多いでしょう。

 

PDFはもともとアメリカのクリエイティブ系ソフトメーカーの「アドビ」社が開発したフォーマットです。

PDF自体の技術は公開されているので、今や誰でもすぐにPDF化できたり、どのような閲覧環境でも(スマホでも)開くことができる、というのが最大の特徴です。

 

PDFと見込み客獲得の関係

別にPDFを礼賛している訳ではありません。

PDFを作るのは簡単ですから、今日はPDFを使って見込み客を取ろうという話しです。

 

ステップは大きく分けて6つ。

  • あなたが持つネタをまとめる
  • それをPDF化する
  • 悩みを持っている人向けに告知する
  • 無料でダウンロードさせる
  • リストを集める
  • 見込み客にクロスセルする

 

え、普通じゃん!

という方がいそうですが、目的は「見込み客を集める」ことですからね。
PDF作ればすぐ集客できるわけではないですよ。

特に重要な①〜④までを説明していきましょう。

 

全ての会社にネタがある

PDFで見込み客が欲しがるコンテンツを作ろうと言うと、すぐ帰ってくる答えが

・アイディアがない

・思いつかない

・自分の会社はBtoBだから

というものです。

ここが間違いです。

すべての会社にネタはあります。

 

まずあなたの見込み客の「抱えている問題点」「悩んでいること」「イライラしていること」を書き出してみてください。

これがネタのスタートポイントです。

 

人は自分の問題点や悩み・イライラが解消できるなら、自分から動きます。

これがPDFにすべきネタです。

例えば、ベレネッツであれば「ブランディング」を勧めたいのです。

 

ところが、見込み客に「ブランディングはすばらしい」「ブランディングこそ今行うべき手段」「事業を伸ばすためにはブランディングを」と言っても、まずはちっとも響きません。

 

それよりは、「競合他社との価格競争をしなくても勝てる方法」「知名度のない会社でも集客できる手法」「営業せずに顧客リストを増やすノウハウ」「中小企業のための今すぐできる認知度向上手法」などであれば、ターゲット層はピンと来るのではないでしょうか?

 

PDFのボリュームとしては20ページくらいはあったほうがよいでしょう。

20ページ??

恐れる必要はありません。

Powerpointで作れば、1ページ当たりの文字数はそれほど多くする必要はありません。

 

次は悩みを持っている人に告知

みなさんが検索する時に何語くらいキーワードを入れますか?

2〜3語組み合わせますよね?

 

まずはこちらのサイトにメインのキーワードを入れてください。

http://www.related-keywords.com/

「認知度」と入れてみます。

 

そうすると、合計655個の組み合わせワードの提示が出てきました。

ここで、顧客の欲求を表すキーワードの組み合わせを探してください。

 

早速655個の中から選んでみました。

認知度を上げる

認知度 改善

企業 認知度 向上

認知度 向上 方法

認知度 高める

これらは認知度+欲求解決ワードです。

 

人は単語+動詞や方法・手法などの言葉で解決する方法を探そうとするのです。

これらのキーワードが入ったWEBページを作ってください。
上記のキーワードの検索数はそれほど多くありません。

BtoB企業の場合は、それほど苦もなくSEO対策(検索エンジン対策)だけで検索上位になることができます。

 

ちなみに

認知度を上げる

認知度 改善

企業 認知度 向上

認知度 向上 方法

認知度 高める

は、ベレネッツは全部Google1位です。(2018年4月中旬現在)

 

SEO対策で上位に上げるなんて、時間がかかるからいやだ、という場合は、GoogleやYahooでの検索連動広告やFacebook広告で直接ターゲット層を狙うのもよいでしょう。

これらのページを見る人は「悩みを持っている人」なのです。

故に、能動的にあなたが作ったPDFをダウンロードする形になります。

 

(続く)

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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