from ベレネッツ代表 平松誠一
PDFの資料ってパソコン内にたくさんありますよね。
自分でもWordファイルをPDFにしたり、WEBページを保存するためPDFにしたことのある方も多いでしょう。
PDFはもともとアメリカのクリエイティブ系ソフトメーカーの「アドビ」社が開発したフォーマットです。
PDF自体の技術は公開されているので、今や誰でもすぐにPDF化できたり、どのような閲覧環境でも(スマホでも)開くことができる、というのが最大の特徴です。
PDFと見込み客獲得の関係
別にPDFを礼賛している訳ではありません。
PDFを作るのは簡単ですから、今日はPDFを使って見込み客を取ろうという話しです。
ステップは大きく分けて6つ。
- あなたが持つネタをまとめる
- それをPDF化する
- 悩みを持っている人向けに告知する
- 無料でダウンロードさせる
- リストを集める
- 見込み客にクロスセルする
え、普通じゃん!
という方がいそうですが、目的は「見込み客を集める」ことですからね。
PDF作ればすぐ集客できるわけではないですよ。
特に重要な①〜④までを説明していきましょう。
全ての会社にネタがある
PDFで見込み客が欲しがるコンテンツを作ろうと言うと、すぐ帰ってくる答えが
・アイディアがない
・思いつかない
・自分の会社はBtoBだから
というものです。
ここが間違いです。
すべての会社にネタはあります。
まずあなたの見込み客の「抱えている問題点」「悩んでいること」「イライラしていること」を書き出してみてください。
これがネタのスタートポイントです。
人は自分の問題点や悩み・イライラが解消できるなら、自分から動きます。
これがPDFにすべきネタです。
例えば、ベレネッツであれば「ブランディング」を勧めたいのです。
ところが、見込み客に「ブランディングはすばらしい」「ブランディングこそ今行うべき手段」「事業を伸ばすためにはブランディングを」と言っても、まずはちっとも響きません。
それよりは、「競合他社との価格競争をしなくても勝てる方法」「知名度のない会社でも集客できる手法」「営業せずに顧客リストを増やすノウハウ」「中小企業のための今すぐできる認知度向上手法」などであれば、ターゲット層はピンと来るのではないでしょうか?
PDFのボリュームとしては20ページくらいはあったほうがよいでしょう。
20ページ??
恐れる必要はありません。
Powerpointで作れば、1ページ当たりの文字数はそれほど多くする必要はありません。
次は悩みを持っている人に告知
みなさんが検索する時に何語くらいキーワードを入れますか?
2〜3語組み合わせますよね?
まずはこちらのサイトにメインのキーワードを入れてください。
http://www.related-keywords.com/
「認知度」と入れてみます。
そうすると、合計655個の組み合わせワードの提示が出てきました。
ここで、顧客の欲求を表すキーワードの組み合わせを探してください。
早速655個の中から選んでみました。
認知度を上げる
認知度 改善
企業 認知度 向上
認知度 向上 方法
認知度 高める
これらは認知度+欲求解決ワードです。
人は単語+動詞や方法・手法などの言葉で解決する方法を探そうとするのです。
これらのキーワードが入ったWEBページを作ってください。
上記のキーワードの検索数はそれほど多くありません。
BtoB企業の場合は、それほど苦もなくSEO対策(検索エンジン対策)だけで検索上位になることができます。
ちなみに
認知度を上げる
認知度 改善
企業 認知度 向上
認知度 向上 方法
認知度 高める
は、ベレネッツは全部Google1位です。(2018年4月中旬現在)
SEO対策で上位に上げるなんて、時間がかかるからいやだ、という場合は、GoogleやYahooでの検索連動広告やFacebook広告で直接ターゲット層を狙うのもよいでしょう。
これらのページを見る人は「悩みを持っている人」なのです。
故に、能動的にあなたが作ったPDFをダウンロードする形になります。
(続く)