ビジネスネタ

あなたのWEBサイトで見込み客が水漏れしている状態を見る方法

投稿日:2019-08-21 更新日:

この公式知っていますか?

新規顧客の獲得 < 機会損失の解消

これは、新規顧客の獲得よりも、現状の機会損失(水漏れ状態)を直した方が経営上のインパクトは大きいということを表したものです。

あなたの会社が新規顧客を取ることに腐心するよりは、まずはすでにWEBサイトに来ている見込み客がどんどん落ちていくことを防ぐ方が、はるかに経営に対する効果が高いのです。

では、WEBサイトの水漏れってどうやって見つけるのでしょう?

「経験値で水漏れはわかる」という人であれば大丈夫だと思いますが、大部分のそのような力をお持ちではない人向けに様々なツールがあります。

1.Googleアナリティクスで実績データから機会損失を見る


ほとんどのWEBサイトに設置されていると言っても過言ではないGoogleの無料ツール「Google Analytics」

普段使い慣れていない人であれば、
・アクセス数(ページビュー数)
・訪問ユーザー数
・ページ滞在時間
・平均閲覧ページ数
などを特に見ているかもしれません。

Googleアナリティクスの場合、以下の項目でWEBサイトの水漏れを確認することができます。

・サイトコンテンツ
→それぞれのページで、滞在時間、直帰率などを見て、見込み客にすぐに去られているページを突き止めることができます。

・行動フロー
→本来読ませたいページに行っていない見込み客の行動を突き止めることができます。

・チャネル
→SNSや、ブログなど、他のサイトやメディアから来た見込み客の行動を突き止めることができます。

この他にもGoogleアナリティクスは、様々な水漏れを多角度から検証できます。
ただアクセス数だけをみている人は、一度観点を変えてみましょう。

2.Google Search Consoleで検索キーワードに関する機会損失を見る


意外に設定していない会社もあるのが、このSearch Console。
これもGoogleアナリティクス同様、Googleの無料ツールです。

こちらは、WEBサイトへのアクセス後の状態を検証するものではなく、アクセス前の状態がどのようになっているかを見るものです。

つまり、あなたのサイトがどのような検索ワードで検索されていて、それがGoogleにどのような順番で表示され、何人(何%)がクリックしているか、が見えるものです。

クリックされていないサイトは、タイトルやディスクリプション(サイトの説明文)がつまらないのでしょう。

文面を改善するだけでクリック率=訪問率が上がってきます。

このSearch Consoleでもキーワードに特化した水漏れを多角度で検証できます。

3.ヒートマップでユーザの本当の評価と機会損失を見る


ヒートマップってなんでしょうか?

よく空港に置いてある、熱を持った人を感知するカメラのようなものです。
(上記の画像のように、濃い色、薄い色で表示される仕組みです)

テクニカル的には、「次元データの個々の値を色や濃淡として表現した可視化グラフの一種である。隣にフラクタル図や樹形図を付け、変数によるヒエラルキー値を表現するため同様に色分ける事がある。」だそうです。
出典:Wikipedia

このヒートマップは色々な種類があります。
例えば、ベレネッツ出使っているものでは、4種類のヒートマップが検証できます。

1. ユーザがどのようにマウスを動かしているのかが分かる・・・Mouse Movement

2. ユーザがどこをよくクリックしているかが分かる(間違いクリックも含めて)・・・Click Heatmap

3. ユーザが縦長ページのどこまで読んでいるのかが分かる・・・Scroll Reach Heatmap

4. ユーザがページのどの部分をよく読んでいるのかが分かる・・・Attention Heatmap

これだけ見えるだけでも水漏れがわかります。

あなたが自信を持っているページでも、意外にも読んでいないことがわかるでしょう。。。

4.WEBサイトの録画で細かいユーザの作法から機会損失を見る


ヒートマップで見えるものは、「たくさんの人がこう動いた、こう興味を持った」という総合情報です。

逆にあなたが、特定のユーザの動きを見たかったらどうしますか?

え?特定のユーザの動きを見る時ってどんな時かわからない?

ベレネッツならこうしていますよ。

弊社のお客様は100%企業顧客です。
見込み客がWEBサイトに来た時には、必ずIPアドレス(企業ごとに振られているネット上の番号のようなもの)はWEBサイトに記録されます。

そこで、特定の企業顧客(すでに名前も判明している)が、ページのどこで離脱したのか、お問い合わせフォームのどこまで書いたのか、などが全部丸分かりになるツールが「WEBサイト録画ツール」です。

このツールさえあれば、ページのどこに機会損失が潜んでいるかわかりますよね。

5.ヒートマップと録画が同時に見えるツールはこれだ!

↑動いているマウスは、WEBサイトに訪問中のユーザのマウスです。

これが弊社で使っているツールが「セッションカム 」です。
ヒートマップはもちろんこと、マウスの動きを録画するので、どの部分が使いにくいか、どの部分を一生懸命読んでいるのに、その近くにオーダーフォームなどがないか、などの機会損失が見える化されるツールです。
【お試しで2ヶ月間の利用が可能】

フロントページ

-ビジネスネタ

Copyright© 企業ブランディングコラム ベレネッツ・ジャーナル , 2024 All Rights Reserved.