度重なる検索エンジンのアップデートにより、検索順位は毎日のように上下しています。こうした中でも一部のサイトは順位を上下することなく順位が安定しています。また、順位が下がるサイトがあるということは当然順位が上がるサイトもあります。
このような状況からWEBマーケティング業界の中でも「SEOは終わった」などと言う人もいます。しかし、実際にはまだまだSEOで上位表示することは可能です。では、どうすれば上位表示できるのでしょうか?
ユーザーファーストのコンテンツ作り
今までのSEOは「いかに検索エンジンに評価されるか」という部分に焦点を置いていました。
ですから「コンテンツは○○○文字以上書くべき!」「見出しにはKWを最低3つ以上入れる!」などというテクニック的なSEOが多かったと思います。
しかし、近年の検索エンジンはAIを活用するなど、より高度なものとなっており、こうした小手先のテクニックでは上位表示が難しくなっています。近年の検索エンジンはより人間に近い感覚でコンテンツを評価するようになってきているのです。
つまり、人から「参考になるな」「面白いな」「Twitterでシェアしよう!」と思われるようなコンテンツこそが上位に表示されるようになってきているのです。
今からSEOで勝つにはユーザーファーストのコンテンツ作りが欠かせません。
読み手の気持ちになってコンテンツを作る
では、どうすればユーザーファーストのコンテンツを作れるのでしょうか。答えは簡単です。「読み手の気持ちになって」コンテンツを作ればいいのです。
読み手はどういうKWで検索するのか、どんな事が知りたいのか、どういう内容を求めているのか、という事を徹底的に考えてコンテンツに盛り込みます。また、読み手が求めている以上の情報を入れておくことで読み手に対して新たな発見を提供できます。
こうした発見が読み手の満足度に繋がり、コンテンツをSNS上でシェアしてくれる可能性も高くなります。
「誰が書いたのか」を明確に
最近の検索エンジンはコンテンツの作者についても評価するようになってきています。例えば健康に関するコンテンツであれば医師・看護師など専門家が書いたことを示す著者表示がされていると検索順位が上がりやすくなります。
こうしたことからコンテンツを作成する際には、できるだけコンテンツの内容に精通した人にコンテンツを作成してもらうのがいいでしょう。また、コンテンツの末尾には著者のプロフィールを掲載しましょう。
もちろん、コンテンツの内容や予算などによってはこうしたことはできないかもしれません。その場合は著者を表示しなくても問題ありません。
シェアされるコンテンツを目指す
現在のSEOで効果があるとされているのが被リンク獲得とSNSでのシェアです。これは「リンクされる=リンクしたくなるほど為になるコンテンツ」と言えるからです。同様にこうしたコンテンツはSNSでもシェアされる可能性が高くなります。
被リンク獲得やSNSでのシェアは検索エンジンからの評価で大きなプラスとなります。
良質なコンテンツを作ろう
今後SEOはますます難しくなっていくことが想定されます。そうした中でも上位表示をするためには今のうちからユーザーの為になる「良質なコンテンツ」を作ることが欠かせません。今まで以上に良質なコンテンツを作ることを意識していきましょう。