「こんなブランド構築はやったらダメ。ブランディング失敗例。」の3回目です。
CI(コーポレート・アイデンティティ)を作る事・リニューアルすることがブランド構築である、という考え方がまだ多くあります。
これは大変な間違いです。CIを変えることによって社業が繁栄するでしょうか?新しい顧客を獲得できるでしょうか?既存の顧客にさらに深い魅力を伝えられるでしょうか?
全てNOです。
ブランド構築を行うことは経営戦略であり、経営計画や営業戦略、競合対策など様々な企業要素と密接に関係しています。CIを導入するすることは、様々な戦略を固めた後、必要になる場合はあるでしょう。ビジュアル的な要素は外部に見えやすいものであり、WEBサイトやパンフレット、店舗、営業資料、名刺・封筒に至るまで同一の線上でストーリーを持たせる必要性があります。
しかし、間違っても先にデザイン物への傾倒はやめてください。
弊社の顧客でも多いのですが、ブランド構築=ロゴやWEBサイトを変えてイメージを変えること、という認識を持っていることがあります。
ブランド構築は広告代理店、デザイン事務所、印刷会社の領域ではありません。広告代理店は、広告を適切に出稿するときに力になってくれる会社、印刷会社はメリットのある印刷物を作成してくれる会社、デザイン事務所はプロの技巧でデザインを創造してくれる会社なのです。
ブランド構築はブランド構築を専門に行っていて、あらゆる経営マター(事業戦略、財務など)も含めて対等に話せる会社に依頼してください。
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まずは訪問予約(無料)で何ができるかご判断ください。
Corporate Branding Adivisory(CBA)のブランディング・ブランド構築