新シリーズ「地方企業のためのブランド構築」です。
地方企業は地方だけで生き残っていけるか?
Noです。
地方企業は下請けだけで生き残っていけるか?
Noです。
まず「生き残る」というセミナーが地方都市で花盛りですが、「生き残る」ではありません。そもそも地方企業の中には非常に良い技術や差別化の要素を持っていて、設立から長い年月が経っている例が非常に多くあります。
このような企業の場合、「地方の中小企業の生き残り」ではなく、「地域以外への販路拡大」ですね。
販路拡大は簡単ではありません。ただ需要層も常に情報をチェックしており、良い企業を場所問わず探していることも事実です。日本国内の企業ばかりではなく、海外の企業も良い企業を探しています。「日本の良い企業」を探すのであって、大都市・地方都市は特に関係ありません。
次に「下請け企業」の場合です。今系列が壊れていて、元請け会社も経営が盤石ではありません。アジアの中で一番経済が伸びない、と言われている日本では、下請けに特化していても先が見えてきません。
下請けは優秀です。技術力や常に研鑽する企業姿勢など総合的な強さがあり、下請け契約を獲得できているのです。
上記2例に関してはブランド構築を行うことにより、確実に強みを醸成でき、新たな顧客層への浸透を図ることができます。
大都市だ、地方だ、ということは関係ありません!