社員ダイアリー

【知らないと危険】中小企業がハマる自社目線の罠

投稿日:2024-05-14 更新日:

「お金の切れ目は縁の切れ目!」
これは真実だなと実感した
マーケティング部のハルです。

昨年末にこんなことがありました。

年に一回開催される
大学時代に所属していた
サークルのOB会で
私は幹事をやっていました。

バスケサークルだったので、
午後から体育館を借りて
来る人でバスケをして、
その後飲み会を開催。

よくある流れです。

もちろん当日は久しぶりなメンツで
楽しく過ごしたのですが、
お金の精算をしていると
体育館の確保を担当した後輩から
体育館の料金が予想よりも高いらしく、
先に20,000円を渡していたのですが
追加で5,000円が必要になったのです。

25,000円もかかるか?!
と思いながら…

もちろん、
最終的な金額がはっきりしたら連絡してと
伝えたのですが、

そこから音沙汰なし・・・

ただ当日は、
その後輩は色々と準備してくれたなと
思いながらもなんかモヤモヤしてしまう。

こんなことになるなら
自分でやればよかったなーと
反省しました。

特に少額ではあっても金銭にかかわることは
ちゃんと締めたいですよね。

幹事力不足!!!笑

後のことを考えず、
任せっきりも良くないな
と実感しました。
(それ以来、後輩には連絡しづらいのです笑)

皆さんもこんな経験ありませんか?
任せっきりにしていたら、
取り返しがつかないことになっていて、
後悔してしまう。

仕事でもありますよね。

例えば、
ものづくりが得意なメーカーが
営業活動を販売代理店に丸投げして、
売上が伸び悩んだときです。

自社では、
『自信があるのに良い商品がなんで売れないんだ』
というイライラが巻き起こってきます。

その理由はどこにあるのでしょう?

・代理店に丸投げだから?

・商品がイマイチだから?

答えは、「あなたの会社の自社目線」
なのです。

つまり良い商品を作っていれば勝手に売れると
思い込んでいる「自社目線」なのです。

全てではないですが
販売を丸投げしている場合の代理店の行動に
よく見られる行動は

・短期的な売り上げが最優先

・顧客対応は二の次(営業第一!)

・必要以上の営業開拓活動

などです。

売れないことを代理店のせいにしてはいけません。
代理店で売れないのは
「あなたの商品のプレゼン不足」なのです。

つまり、自社目線満載の内容を伝えているので
代理店にも、その先の顧客に刺さらないのです。

例え代理店が短期間取り扱うような商品であっても
「製品に対する共感」があれば、
より販売能力も上がってくるでしょう。

顧客もその代理店からのプレゼンを聞くと
「体験価値」が上がり、自然と商品に目が向くでしょう。

先ほどの私の後輩とのやりとりのところでもそうです。

もしかしたら、後輩が色々やってくれることに
報いるような声がけをしたら、
もっとモヤモヤしない結末になっていたかもしれません。

自社目線満載。

この状況をひっくり返す手法の1つが
ブランディングなのです。

「ブランディング」と聞いて
何をやるの?と思った方。

ある工作機械製造会社を救った
ブランディングの実例がこちら↓

【ブランディング実話】販売代理店に依存した企業の末路

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