HOME > ビジネスネタ > ビジネスネタ 写真の著作権はいろいろ難しい 投稿日:2018-06-06 更新日:2024-05-24 著作権の話は、別シリーズでも 取り上げていますが、 今回は写真の著作権に限定して みてみたいと思います。 写真の中で、明確に著作権が 認められていないものがあります。 ・自動証明写真などの機械が自動的に 撮影した写真 ・被写体をそのまま写しただけの写真 認められていない理由は、撮影者の 「個性」が表現されていないためです。 逆にいうと、撮影者の「個性」が表現 されているものは著作権が認められます。 プロ写真家が撮影した迫力ある写真だけ でなく、写真の素人が撮影した写真にも 著作権はあるのです。 著作権があるかどうかが難しいものもあり ます。同じような構図で撮影された写真です。 ※上記の2枚は同じ写真です。 一見すると同じに見えてしまう写真ですが、 撮影者は異なります。 このような場合、どのように判断するのか というと、過去の判例から、 ・存在するものをそのまま撮影したか ・被写体の構成を撮影者が意図して撮影 したか で判断されているようです。 なんとなくわかったような気がしますが、 すぐに「ん?」と考えてしまいます。 例えば、撮影者が「意図しない撮影」なんて 実際にあるのかといった疑問がわいてきます。 このあたりは、厳密に定義することは難しい ように思います。 あの人が撮影した写真が、自分の撮影した 写真と酷似している・・・ しかも、その写真で商売をしているとなると、 心穏やかではありません。 もし、悩まれている方がいらっしゃれば、 次のところに相談や確認をしてみてはいかが でしょうか? 公益社団法人著作物情報センター 相談室・資料室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html 今日はここまでにします。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -ビジネスネタ -できるビジネスパーソン, ビジネスネタ, 公益社団法人著作物情報センター, 写真, 著作権