コラム

BtoB企業でも要注意:あなたのメルマガが読まれない理由

投稿日:2024-03-18 更新日:

mailmagazine
これだけSNSや動画全盛の今でも強力なマーケティング手法があります。
それが「メルマガ」です。

相変わらず多くのメルマガを私たちは日々受け取っています。
それを読んでいる自分がいます。

メルマガをOld mediaだと思うなかれ。依然強力なツールなのです。

あなたが受け取る5種類のメルマガ

あなたのメールボックスの中には今日もたくさんのメルマガが来ていると思います。
私の経験上、大まかに分けるとそれらは5パターンに分類できます。

1.スパムメール

Gmailなら一発で迷惑メールに仕分けされるメールです。

2.身に覚えがない送信者のメルマガ

いつ登録したのか全然記憶にないが、定期的に送られてきて、さらにメルマガ停止をクリックしても覚えのないログイン画面に入らないと停止できない仕組みで、放ったらかしにしているメルマガのことです。

3.件名を見てクリックするものの、読まずに一瞬で終わりのメルマガ

多くのメルマガがこの部類に入るのですが、例えば楽天などのECサイトなどで買い物をした後に送られてくるメルマガです。あなたも身に覚えがあるでしょう。

4.取引先から強制的に届くメルマガ

購読解除もできないし、取引があれば読むのですが、名刺交換しただけで突然届くメルマガも多くあります。これはなかなか厳しいですよね。

5.気がついたらじっくり読んでいたメルマガ

少なからず読んでしまうメルマガはあります。なんとなくスマホで目に留まって、読んでしまうアレです。

 

5番のメルマガにあなたのメルマガをするために

つまり、あなたのメルマガは5番「気がついたらじっくり読んでいたメルマガ」にならないといけないのです。
ではどうすればいいのでしょうか?

その前に質問です。
気がついたら読んでしまうメルマガと、開きもしないメルマガの最も大きな違いはなんでしょうか?

それはパーソナリティ(個性)です。

参考:禁断のブランディングのT.R.U.S.T.理論

ベレネッツでは、T.R.U.S.T.理論という独自の理論を使った強力なブランディング手法を持っています(禁断のブランディングと言います)
その中に、独自性というトリガーがありますが、その独自性は個人のパーソナリティを反映する要素なのです。
個人の独自性は、その人の個性、価値観、経験、スキル、才能などに基づき、これらの要素が組み合わさることで、個人のユニークなアイデンティティが形成され、他人との関係性や社会的な役割に影響を与えるのです。

説明はさておき、、
書いている人のパーソナリティが伝わってくるメルマガは面白いしですし、それが伝わってこない1〜4までのメルマガなどは全然面白くありません。

もう一度言います。
気がついたら読んでしまうメルマガにするためには、あなた自身(書き手)のパーソナリティを出すことが必須なのです。

パーソナリティをメルマガに入れるためには

ここで、メルマガにパーソナリティを入れ込む方法を説明します。

・自分のスタイルを見つけ、入れ込む

メルマガを書こうとするときに、ほとんどの人は他人の言葉を真似しようとします。
要は、自分が読んだメルマガの中から、気に入ったスタイルであったり、気に入った口調を選びそのまま使おうとすることです。

これは決して良いことではありません。
なぜならあなたはその会社ではないし、その喋り手ではないからです。
読み手は案外同じジャンルのメルマガを読んでいて、あなたは「真似している」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

YouTubeで例えれば誰かの動画の喋り方、編集の仕方そっくりというものです。同じように「真似している動画」はあまりいい気になりませんよね?

また、あなたがオリジナルのパーソナリティになって自分の言葉で伝えるときには、気をつけなければならないことがあります。

それは反感を買うことを恐れない、ということです。
自分の言葉を使ってメルマガで話せば、同意する人ももちろんありますが、反対にどんなことを話してもそれに怒ったり反感を抱く人も出てきます。
逆を返せば、それだけあなたは「パワーメッセージを発信している」ということです。

人が反応する(シェアされる、記憶される、伝わるetc)メッセージには必ず反感を覚える人もいるということを覚えてください。
賛否両論はあると思いますが、トランプ大統領のメッセージは反応が大きいです。
東京都知事だった故石原慎太郎のメッセージも反応が大きく、いまだにshort動画で流れてきたります。

でもこの両名に対して結構反感を覚えている人も少なくないのです。

強いメッセージ=パワーメッセージです。
ごく一部の人に怒られようが反感を抱かれようが気にせずに強いメッセージを発信するべきだと考えます。

メルマガを読まれるようにするためのその他の重要部分

 

「何を言うか」はそれを「どう言うか」よりも重要です。
どう言うという言い回しはどうでもいいです。
それよりも「何を言うか」、つまり、一体何なのか、何を伝えようとしているのかが重要な部分になります。

何を伝えるかがはっきりしていないとメルマガの焦点はボケてしまい、読み手はあなたが何を言いたいのかがわからなくなります。

スマホでメルマガを読むのがほとんどの今、言いたいことがなんなのかわからないポエムに付き合うほど暇な人はいません。
まずはそのメルマガで、何を伝えるかという点をはっきりさせてから書き始めてみましょう。

パーソナリティを出すことを恐るな

メルマガで自分のプライベートな面を出すのに抵抗がある人もいるかもしれないです。
特にBtoBのメルマガを書く場合にはさらにそう思うかもしれません。

でもBtoBメルマガでさえ、プライベートな面を出した方が読み手は親近感を感じ、読み進めてもらえます。
そうではないと、上記の1〜4の「読まれないセールスメルマガ」になってしまいます。

だから、あなたの趣味、日常生活、家族のこと、失敗談など恥ずかしがらずに公開するのがいいのです。
見込み客があなたの顧客になるまでのプロセスはこうです。

(知る)→(好きになる)→(信頼する)→(買いたいと思う)

つまり、嫌いな人から購入しようと思わないですし、信頼していない人からのセールスには嫌悪感を持つのが常識なのです。
このプロセスを覚えておきましょう。

パーソナリティがあるメッセージを続ければ、読み手の中ではあなたとの共通点が見つかることがあります。
それが好感・その後の信頼につながるのです。
つまり、相手との共通点が見つかれば見つかるほど、人は好感を持つものなのです。

以上のポイントに注意してメルマガを書いてみましょう。
あなたのメルマガが上記の5「気がついたらじっくり読んでいたメルマガ」に入る可能性は格段に上がると思います。

-コラム
-

Copyright© 企業ブランディングコラム ベレネッツ・ジャーナル , 2024 All Rights Reserved.