コラム

大胆演出で世界を魅了!パリ五輪開幕式の秘策を独自理論T.R.U.S.T.で解説!

投稿日:2024-08-09 更新日:

パリ五輪開幕式がなぜこんなに話題になっているのか? について、うちのブランディングのオリジナル理論T.R.U.S.T.を使って解説

透明性(Transparency)

開会式はセーヌ川沿いの公開空間で行われ、約30万人の観客が無料で観覧できるように。これにより、イベントが広く一般に開かれ、透明性が高まった。また、全ての橋や川岸で音楽やパフォーマンスが行われ、誰でもアクセスできる形になった。

衝撃性(Remarkability)

パリの歴史と文化を反映したギロチンの演出や、マリー・アントワネットの象徴的な演出など、非常に大胆で驚きのある要素が取り入れられた。これにより、視覚的にもインパクトのある開会式となり、観客の記憶に強く残った。日本ではコンプライアンスの観点から実施が難しいこのような演出は、パリらしい衝撃性を際立たせた。

独自性(Uniqueness)

開会式が初めてスタジアム外で開催され、セーヌ川を舞台にしたことは非常に独特。川沿いを船で移動するアスリートパレードは、パリならではの景観と一体化し、他のどのオリンピックとも異なる独自のブランド価値を示した。

必然性(Significance)

パリのアイコニックなランドマークを背景に行われた開会式は、地元の文化や歴史を強調し、イベントの重要性を高めた。エッフェル塔やノートルダム大聖堂など、パリの象徴的な場所を舞台にすることで、観客にとっての必然性を強く感じさせた。

物語性(Tale)

開会式はフランスの歴史と文化を反映したシーンから構成されていて、視覚的に豊かな物語を観客に伝えた。これにより、単なるスポーツイベントではなく、深い物語性を持つ文化的なイベントとして位置付けられた 結果、刺さる・他と差別化できる・記憶に残るものとなっている。

 

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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