HOME > ビジネスネタ > ビジネスネタ 成果なし状態での顧客ミーティングの乗り切り方⑦ 投稿日:2017-12-06 更新日:2024-05-24 今回は、 ④次回ミーティングに向けての両社タスク設定 の顧客側のタスクについてです。 一番の目的は、 プロジェクトの成果の最大果実を得る顧客に “当事者意識”を持っていただくことです。 ただし、 あくまでも主導権は自社側にあることも 改めて強く認識しておく必要があります。 顧客からすれば、 自分のところではできないから、他社に 委託しているのに、 顧客からの指示待ちのようなプロジェクト 進行になってしまうことには 強い違和感を覚えるはずだからです。 顧客主導のプロジェクトは迷走して失敗する 確率が高くなります。 自社のアクションに対して 顧客にできる範囲で協力していただく という考えでちょうどよいです。 具体的に顧客になにを協力してもらうかですが、 ①⇒④自社タスクまで述べてきた中で アクションの“中身”に対して意見を伺います。 たとえば、 ①前回から今回ミーティングまでのアクション とその結果(分析) の例として出した以下について 顧客開拓やビジネスパートナー開拓の場合 アプローチ(電話、メールなど):92件 ↓ 訪問:11件 ↓ 前向き検討中(2回目訪問設定含む):4件 ↓ 御社(顧客)に引き合わせ:0件 ↓ 新規顧客/ビジネスパートナー:0件 アプローチ部分であれば、 アプローチ先の分野の優先順位や アプローチ先の担当部署 が適正かどうか 訪問部分であれば、 訪問後のフォロー手順や 案件ごとのフォロー内容をどうするか といったことについて、 顧客に意見を伺うとともに ・実行していただいた方がよいこと ・実行していただきたいこと を洗い出して それを顧客側のタスクとして 実行していただくのです。 今日はここまでにします。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -ビジネスネタ -できるビジネスパーソン, ビジネススキル, ビジネスネタ, リスク対応