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【2024年最新】会社の知名度を上げる方法を解説(BtoB / BtoC向け)

「会社の知名度を上げる方法」で悩んでいる方は非常に多く、検索件数を見ても毎月多くの検索数が見て取れます。

弊社ベレネッツ自体も会社の知名度は全くありませんが、ある秘策があり継続的に顧客を引き寄せており、1983年の創業よりビジネスが続けられています。(2024年現在で計算すると41年間です!)

このページを見ているあなたの会社は以下の部分で悩んでいると思います。

  • 会社の知名度が低いことで営業や採用などのチャンスを逃している
  • どのような施策を行えば効果的に知名度を高められるのかわからない
  • そもそも知名度向上に必要な予算やリソースが不足している
  • 知名度向上の取り組みを行ってもなかなか効果が出ない
  • 競合他社に知名度で大きく水をあけられている

心配しないでください。行動すれば解決します。

すでにこのページに辿り着く前に、色々な検索結果を見てきたことでしょう。
すぐに解決したい、そのような状態で、検索結果に出てくる「10の方法」とか「20種類の方法」とかひたすら普通の対策がリストアップされただけの冗長な対策法を読んでいく気はありますか?
「向上させる方法」とか「これを読めばすぐわかる」とか言っておいて、少しもどうやれば良いか書いていないWEBページに辟易していませんか?
これら以外にも「上がらない原因とは」みたいなコンテンツで、「原因」を知ったところで解決策にはなりません。

あなたの会社に必要なことは「会社の知名度を上げる方法」かつ「なるべく効果がすぐに出るもの」だと思います。

検索結果に出てくるSEO対策の文章とは一線を画する、瞬間理解できる会社の知名度を上げる方法を解説します。

    この施策をすれば会社の知名度は上がる

    ベレネッツが700社以上の企業ブランディングの経験から生み出した理論があります。
    それがT.R.U.S.T.理論(トラスト理論)です。その理論を会社の知名度向上に活用します。

    会社の知名度を上げる方法は2種類あります。
    短期的に効果が出る施策と、長期的に取り組む施策です。
    確かに、短期でサクッと会社の知名度向上をしたいところですが、「あなたもできることはライバルもできる」ということです。

    ただ、ほとんどの会社に足りないのは、正確な知識と行動なのですが、行動すれば確実に結果は出ます。当たり前のことですが、99%の会社が行動しません。

    さて、BtoB企業とBtoC企業では、顧客の特性や購買行動が異なるため、知名度向上のアプローチも変えていく必要があります。それぞれの特徴を踏まえて、短期的施策・長期的を分類していきます。

    参考テキストはこのページ後段およびリンク先のページに全て解説してあります。

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    BtoC企業で会社の知名度を上げたい場合

    短期的に取り組める会社の知名度を上げるための施策(BtoC企業編):

    ◾️SNSとインフルエンサーを活用した情報拡散

    インフルエンサーは何も有名YouTuberばかりではありません。インスタでもTikTokでも一般人が相当なフォロワー数を持っていたりします。
    またフォロワー数が少なくてもいいねやシェアが多くされているアカウントも多くあります。
    そのような人たちがインフルエンサーです。
    あなたのマーケットの商品の発信がうまいインフルエンサーは確実に存在します。

    アメリカのマーケティング施策で多いのが、このコラボ(アメリカではJV:ジョイントベンチャーと言い、自分の弱みを補完してくれる相手とコラボすることを指します)

    Step 1: 自社ブランドの世界観と価値観の明確化

    自社ブランドが大切にしている価値観・体験価値・メッセージを整理してください。
    ブランドの世界観を表現するクリエイティブ素材を準備することも必要になってきます。

    T.R.U.S.T.活用の効果
    自社ブランドの透明性(Transparency)を高めるために、ブランドの存在意義や独自の価値観・体験価値を明確にしてください。
    また、顧客の共感を呼ぶ物語性(Tale)を持たせるようなブランドストーリーを準備してください。
    これにより、インフルエンサーや顧客に自社ブランドの魅力・ベネフィットを伝えやすくなります。

    Step 2: コラボするインフルエンサーの選定

    自社ブランドの世界観に合致するインフルエンサーをリサーチしてください。
    上述の通り、自分たちで絶対に探せるはずです。
    まずは、インフルエンサーの発信内容やフォロワーの属性を確認し、ブランドとの親和性を評価してください。
    多くのインフルエンサーの場合、営業窓口につながるようなDMやメールの手段を持っています。
    あなたの会社の予算や目的に合わせて、コラボするインフルエンサーを複数決定してください。

    T.R.U.S.T.活用の効果
    自社ブランドの価値観に合致するインフルエンサーを選ぶことで、ブランドの信頼性(Transparency)を維持することができます。また、信頼性の高いインフルエンサーとの協業は、ブランドの信頼性向上にも寄与します。

    Step 3: インフルエンサーとのコラボ企画の立案

    インフルエンサーの強みや特性を活かした企画を考案してください。
    あなたの業界・分野に精通しているインフルエンサーであれば、コラボするインフルエンサー自身にどのように拡げていくか相談するのも良いでしょう。
    (弊社でも顧客のBtoC企業の企画をインフルエンサーと共同企画することが多々あります)

    その際に重要なことは2点。
    ・商品やサービスの魅力を、インフルエンサーの視点から伝える方法を検討すべき
    ・インフルエンサーとブランドの世界観が自然に入ってくる、オリジナリティのある企画にする

    T.R.U.S.T.活用の効果
    キャンペーンの話題性(Remarkability)を高めるために、インパクトのある企画立案を目指してください。
    また、顧客の共感を呼び起こすことを狙うため、インフルエンサーの視点から商品やサービスの魅力を伝えるストーリー(T.R.U.S.T 理論のTale)を構築してください。

    Step 4: キャンペーンの実施とSNS拡散

    インフルエンサーによる商品やサービスの紹介投稿を実施してください。
    ただしアフィリエイトに思われないように、自分の言葉で発信してもらう内容を用意してもらい、あなたがレビューして修正する形をとってください。
    またコラボ動画でも良いです。

    ブランドのSNSアカウントでもキャンペーンを告知し、インフルエンサーの投稿をシェアすることも重要です。
    その際には、キャンペーン特有のハッシュタグを配置し、ユーザー参加型の投稿を促進するようにしてください。

    コラボ企画実施時には、インフルエンサーのフォロワーからの反応をモニタリングし、エンゲージメントを高める活動をしてください。

    T.R.U.S.T.活用の効果
    キャンペーンの運営において透明性(Transparency)を維持することで、ブランドへの信頼を獲得できます。また、ユーザー参加型の企画を取り入れることで、顧客にとってブランドとの関わりが必然的(Significance)なものになります。

    Step 5: 効果測定と次回キャンペーンへの反映

    Step4でも説明した期間中のモニタリングを通して、キャンペーン期間中の投稿のリーチ数、エンゲージメント率、販売数などを計測してください。
    投稿内容・投稿時間などによってのエンゲージメントの差などが発生するなど、ここで得られた知見を元に、次回のキャンペーン企画を改善するようにしてください。
    決して1回で終わりではありません。

    あなたが今回コラボしたインフルエンサーは「資産」です。
    インフルエンサーとの関係性を継続し、長期的なブランドアンバサダーとしての協業を検討することも重要です。

    T.R.U.S.T.活用の効果
    キャンペーンの効果測定を透明性(Transparency)高く行うことで、ブランドへの信頼を維持することができます。また、インフルエンサーとの継続的な協業を通じて、ブランドストーリー(Tale)を強化し、顧客との絆を深めることができます。

    このように、SNS・動画メディアとインフルエンサーを活用した情報拡散は、ブランドの世界観を多くの人々に伝え、共感を呼ぶための強力な手段です。
    自社の規模や予算に合わせて、最適なインフルエンサーを選び、創造性豊かなキャンペーンを実施することで、短期的な知名度向上と長期的なブランド力強化の両方を図ることができるでしょう。

    長期的に取り組むべき会社の知名度を上げるための施策(BtoC企業編):

    これこそ、中長期的な活動が必要になり、一朝一夕では目的を達成できません。
    注意すべきポイントは以下のとおりです。

    • 目先の結果にとらわれず、長期的な視点を持つ
    • 全社一丸となった取り組み
    • 顧客の声に耳を傾け、フィードバックを活かしてブランド体験を改善していく柔軟性
    • 失敗を恐れずに新たな施策にチャレンジし、学びを次に活かしていく姿勢
    • 小さな成果も見逃さずに祝福し、チームのモチベーションを高めること
    • 社内だけで完結するのではなく、専門家の知見を活用する

    今回は説明しませんが、以下のステップで進めていくのが良いでしょう。

    Step 1:ブランドパーパスと世界観の明確化

    ・自社ブランドの存在意義と独自の価値観を言語化する
    ・ブランドストーリーを視覚的・感覚的に表現するブランドアセットを整備する

    T.R.U.S.T.活用:ブランドの透明性を高め、共感を呼ぶストーリーを確立
    その効果:自社ブランドの存在意義や価値観を明確に言語化することで、ブランドの透明性(Transparency)が高まります。
    顧客は、ブランドが何を目指し、どのような価値を提供しようとしているのかを明確に理解できるようになります。
    また、ブランドストーリーを視覚的・感覚的に表現することで、顧客の共感を呼ぶ物語性(Tale)を持たせることができます。
    結果的に顧客はブランドの世界観に惹かれ、感情的なつながりを感じることができるようになります。

    Step 2:コミュニティマーケティングの実施

    ・自社ブランドを中心としたコミュニティを形成する(SNSばかりでなく、オウンドメディアでも良い)
    ・そのコミュニティ内でのユーザ同士の交流を促進し、ブランドへの愛着を醸成する

    T.R.U.S.T.活用:ブランドの必然性を高め、コミュニティ内で語り継がれるストーリーを創出
    その効果:自社ブランドを中心としたコミュニティを形成することで、ブランドの必然性(Significance)を高めることができます。
    コミュニティ内での顧客同士の交流を通じて、ブランドがコミュニティにとって欠かせない存在であることを実感してもらえます。
    また、コミュニティ内で自然発生的に生まれるブランドストーリー(Tale)は、顧客の共感を呼び、口コミで広がっていきます。
    結果的にこの広告を使った人工的ではない自然なストーリーの広がりは、ブランドへの信頼と愛着を深めることにつながります。

    Step 3:CX(顧客体験)の改善とサプライズ演出

    ・顧客の購買体験における不便や不満ポイントを特定し、改善する
    ・期待を超える心地よいサプライズを織り込み、感動的な体験を提供する(体験価値向上を目指す)

    T.R.U.S.T.活用:独自の顧客体験で差別化し、印象的なサプライズで話題性を獲得
    その効果:顧客の購買体験における不便や不満ポイントを改善し、独自の顧客体験を提供することで、ブランドの独自性(Uniqueness)を際立たせることができます。
    ライバルにはない、特別な体験価値を提供することで、顧客はブランドを選ぶ明確な理由を持つことができるようになります。
    また、期待を超える心地よいサプライズを織り込むことで、顧客の印象に強く残る話題性(Remarkability)を獲得できます。感動的な体験は、SNSなどを通じて自然に拡散され、ブランドの認知度向上につながります。

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    BtoB企業で会社の知名度を上げたい場合

    短期的に取り組める会社の知名度を上げるための施策(BtoB企業編):

    ABM(アカウントベースドマーケティング)とリードナーチャリングの実施

    両方とも難しいキーワードですが、簡単に説明します。

    アカウントベースドマーケティングとは?

    特定の企業(アカウント)をターゲットとして、その企業からの売上を最大化するために戦略的にアプローチするマーケティング手法のことです。
    ABMを簡単に例えるなら、「VIP顧客へのオーダーメイドサービス」というイメージが近いです。

    例えば、高級ホテルを想像してみてください。
    ホテルは、重要な顧客(アカウント)を把握し、その顧客の好みやニーズを徹底的にリサーチします。
    そして、その情報を基に、カスタマイズされたサービスを提供しています。
    ある顧客は、部屋に特定ブランドのコーヒーメーカーが置いてあることを好むかもしれません。また、別の顧客は、毎朝のジョギングコースの情報を必要としているかもしれません。
    ホテルは、こうした個別のニーズに応えるために、部屋の設備を調整したり、コンシェルジュが特別な情報を準備したりします。

    同じように、ABMを行う企業は、重要な顧客(アカウント)を特定し、その顧客の課題やニーズを深く理解します。
    そして、それに応じたパーソナライズされたメッセージやコンテンツ、ソリューションを提供するのです。

    例えば、ある顧客企業は、サイバーセキュリティの強化に関心があるかもしれません。
    ABMを行う企業は、そのアカウントに特化したセキュリティに関するダウンロードコンテンツ(PDF)を作成したり、ウェビナーを開催したりして、顧客の関心に直接的に訴求します。

    つまり、ABMとは、旧来の画一的なマーケティングではなく、「個々の重要顧客」に合わせたオーダーメイドのマーケティングアプローチです。
    これにより、顧客との関係性を強化し、高い成約率と顧客生涯価値(LTV)を実現することができます。

    リードナーチャリングとは?

    リードナーチャリングとは、見込み客(リード)の購買意欲を高め、受注や商談につなげるためのマーケティング活動のことです。
    リードナーチャリングを簡単に例えるなら、「植物を育てる過程」に例えるとわかりやすいかもしれません。

    植物を育てる際、最初は種をまきます。
    これは、見込み客(リードと言います)を獲得する段階に相当します。
    しかし、種をまいただけでは、すぐに立派な植物に育つわけではありません。
    水や養分を与え、日光にあてるなど、適切なケアが必要です。
    水や養分というのが「コンテンツ」になります。
    これが、リードナーチャリングの過程です。

    リードナーチャリングでは、見込み客の関心度や理解度に合わせて、徐々に情報を提供していきます。
    最初は、問題の認識や関心を高めるための基礎情報を提供します。(初めての方に、とか、基礎編とか、まとめとかのコンテンツです)
    これは、種に水を与えるようなものです。

    次に、見込み客の理解が深まってきたら、より具体的なソリューションの情報、つまりあなたの会社の商材を使った解決策情報を提供します。
    ここでは、製品やサービスの特徴、メリット、導入事例などを紹介します。
    これは、植物に養分を与えるようなものです。

    さらに、見込み客の関心が高まってきたら、お試しやデモ体験の機会を提供します。
    これは、植物を日光にあてるようなものです。
    直接的な体験を通じて、見込み客の理解と興味を深めることができます。
    こうしたプロセスを経て、見込み客は徐々に購買意欲を高めていきます。

    そして、最終的に営業担当者との商談につなげ、成約を目指すのです。
    これは、植物が成長し、花を咲かせるようなものです。

    つまり、リードナーチャリングとは、見込み客を大切に育てていくプロセスを表すキーワードになります。
    一度に大量の情報を与えるのではなく、見込み客の状態に合わせて、徐々に情報を提供し、教育していくことが重要です。
    これにより、見込み客との信頼関係を築き、高い成約率を実現することができるのです。

    BtoB企業のためのABM実施内容:

    具体的な実施方法:

    重要顧客や見込み客のリストアップと詳細な分析

    顧客ごとのニーズや課題の特定と、それに対する自社ソリューションの適合性の評価

    個別のコミュニケーションプランの策定と、パーソナライズされたコンテンツの制作

    顧客との直接的なコミュニケーションや、ウェビナーなどを通じた情報提供と教育的アプローチ

    顧客の反応や行動の追跡と、それに基づくアプローチの最適化

    T.R.U.S.T.活用:

    必然性 (Significance):顧客一人ひとりのニーズや課題を深く理解し、そこに対して自社のソリューションがいかに必要不可欠であるかを明確に訴求します。顧客は、自社のソリューションが自らのビジネス成功にとって欠かせないものであると実感できるようになります。

    独自性 (Uniqueness):顧客のニーズに合わせて高度にカスタマイズされたソリューションや提案を行うことで、自社の独自の価値を際立たせます。競合との差別化ポイントを明確にし、顧客が自社を選ぶ明確な理由を提供します。

    期待される効果:

    • 重要顧客との関係性強化と、自社ソリューションの必然性の浸透による高い成約率の実現
    • リードナーチャリングによる見込み客の育成と、教育的アプローチを通じた購買意欲の向上
    • 顧客ロイヤルティの向上と、長期的な収益基盤の構築

    ABMとリードナーチャリングは、重要な顧客や見込み客を個別にターゲットとし、そのニーズに合わせたパーソナライズされたマーケティングを展開することで、効率的に成果を上げることができます。

    適切な顧客セグメンテーションと、的確なメッセージング、そしてマルチチャネルでのアプローチを組み合わせることで、短期的な売上向上と関係性強化を実現できます。

    ただし、これらの施策を通じて得られた成果を持続的なものにするためには、継続的な取り組みが必要です。短期的な施策と並行して、長期的なブランディング戦略を立案・実行することが重要だと言えます。

    長期的に取り組むべき会社の知名度を上げるための施策(BtoB企業編):

    こちらもBtoC企業の施策同様、中長期的な活動が必要になり、一朝一夕では目的を達成できません。

    施策は以下のとおりです。

    Step 1: 自社の強み・ベネフィットと専門性の明確化(視える化)

    自社の製品・サービスの独自性と競合優位性を整理
    提供価値を端的に表現するメッセージを策定

    T.R.U.S.T.活用:

    透明性 (Transparency):自社の強みや専門性をデータや事例に基づいて明確に示すことで、ブランドの透明性を高めることができます。

    顧客は、あなたの会社・商品・サービスの提供価値を明確に理解し、信頼感を持つことができます。

    独自性 (Uniqueness):競合との差別化ポイントを明確にし、自社の独自の価値を際立たせることで、顧客の心に強く訴求することができます。

    あなたの会社・商品・サービスにしかない強みを打ち出すことで、ブランドの存在感を高めることができます。

    その効果:

    あなたの会社・商品・サービスの強みと専門性を透明性高く伝え、独自性を打ち出すことで、顧客からの信頼を獲得し、ブランドの認知度と好感度を向上させることができます。

    また、差別化ポイントを明確にすることで、競合比較において優位に立ち、顧客が選択際になった場合、あなたの会社・商品・サービスが選ばれる確率を高めることができます。

    Step 2: コンテンツ制作と発信

    あなたの会社の専門領域に関する質の高いコンテンツ(記事、ホワイトペーパー、動画など)を制作し、自社メディア(オウンドメディア)やSNS・動画、業界メディアなどで継続的に発信

    T.R.U.S.T.活用:

    必然性 (Significance):顧客の抱える課題やニーズに直結する、専門的かつ高品質なコンテンツを提供することで、あなたの会社の存在意義を明確にします。

    顧客にとって、あなたの会社のソリューションが必要不可欠であることを実感してもらえます。

    物語性 (Tale):コンテンツの中で、顧客の課題解決までのストーリーを描くことで、共感を呼ぶ物語性を持たせることができます。

    顧客は、あなたの会社のソリューションを通じて、自らの成功物語を実現できるというイメージを持つことができます。

    その効果:

    あなたの会社の専門性と顧客課題解決力を示すことで、ブランドの信頼性と必然性を高めることができます。

    また、共感を呼ぶストーリー性のあるコンテンツは、顧客との感情的なつながりを深め、ブランドへの愛着を醸成します。

    結果として、あなたの会社のソリューションが顧客に選ばれる確率が高まり、長期的な関係構築につながります。

    Step 3: カスタマーサクセスストーリーの活用

    実際の顧客の成功事例を詳細なストーリーとして記事化し、顧客の課題とあなたの会社ソリューションの有効性を具体的に説明する

    T.R.U.S.T.活用:

    透明性 (Transparency):実際の顧客事例を詳細に公開することで、あなたの会社のソリューションの有効性を透明性高く伝えることができます。

    顧客は、あなたの会社のソリューションが実際にどのように役立っているのかを具体的に理解できます。

    物語性 (Tale):顧客の課題解決までのプロセスを、ストーリー性を持って描くことで、読み手の共感を呼ぶことができます。潜在顧客は、自らの状況に重ね合わせて、あなたの会社のソリューションの有効性を実感することができます。

    その効果:

    カスタマーサクセスストーリーを活用することで、あなたの会社のソリューションの有効性を実証的に示すことができ、ブランドの透明性と信頼性を高めることができます。

    また、共感を呼ぶストーリーは、潜在顧客の心に響き、あなたの会社のソリューションを選ぶ動機付けになります。

    顧客との信頼関係を強化し、ブランドのファンを増やすことにつながります。(BtoB事業でもファンは重要な要素になります)

    今の自社の状態を理解することは重要

    知名度向上施策を検討する前に、現状の自社のブランド力や競合他社との比較を客観的に把握することが非常に重要です。

    自社の強みや弱み、独自性、顧客にとっての必然性などを冷静に分析し、立ち位置を明確にしておくことが、効果的な施策立案の大前提となるからです。

    しかし、社内にいると自社のことが当たり前になってしまい、外部からの視点を得ることが難しいものです。ともすれば、自社の価値を過大に評価したり、逆に過小に見積もったりしてしまいがちです。

    また、ライバル企業との比較も、バイアスがかかった見方になってしまう恐れがあります。

    だからこそ、第三者の客観的な視点で自社のブランド力を診断してもらうことが重要なのです。

    外部の専門家が、自社とライバル企業を公平な目で評価し、ブランドの現状と課題を明らかにしてくれるからです。

    これにより、自社の立ち位置が明確になり、打つべき施策も見えてくるはずです。

    とはいえ、信頼できるブランド診断を行ってくれる第三者を見つけるのは容易ではありません。かといって、自前で診断するのは大変な労力がかかります。

    そこで、お勧めしたいのが、弊社が提供する無料企業診断です。25年以上の企業ブランディングで700社以上の豊富な経験に基づいた独自の視点と体系的な方法論により、あなたの会社を多面的に評価いたします。

    これにより、自社のブランドの現状と課題が明らかになり、次に打つべき一手が見えてくるはずです。

    ブランド力強化によって知名度を高め、売上拡大や優秀な人材獲得などの成果を目指すなら、まずは無料の企業診断を受けてみませんか。気づきと具体的なアクションプランが得られるはずです。ぜひこの機会にお申し込みください。

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    「会社の知名度を上げる」まとめ

    会社の知名度を上げるためには、人々の目に触れる機会を増やすことが重要です。企業名や商品名を多くの人に認知してもらうことで、ブランドの影響力が高まり、集客や購入につなげることができます。そのためには、テレビやラジオ、新聞などのマスメディアへの宣伝や広告掲載が有効です。これらのメディアを利用することで、幅広い層にアピールすることが可能となります。

    また、現代ではオンラインでの認知度向上も欠かせません。GoogleやSNS上での検索エンジン最適化(SEO)や広告運用により、オンライン上での企業の存在感を高めることができます。特にFacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアは、若い世代を中心に影響力が大きく、効果的な宣伝ツールとなります。自社のソーシャルメディアアカウントを開設し、魅力的なコンテンツを発信していくことで、フォロワーを増やし、認知度のアップにつなげましょう。

    さらに、イベントやセミナーの開催、資料やホワイトペーパーの配布なども、会社の知名度向上に貢献します。自社の強みや独自性をアピールできるテーマを選び、参加者に価値ある情報を提供することで、企業としての専門性や信頼性を高めることができます。イベント後は、参加者からのフィードバックを収集し、次回の改善につなげていくことが重要です。

    知名度向上には、社会貢献活動への参加も効果的です。自社の事業に関連する分野で、社会問題の解決に取り組むことで、企業としての存在意義を示すことができます。また、大学や研究機関との共同研究、NPOや地域団体とのコラボレーションなども、企業イメージの向上につながります。社会貢献活動を通じて、自社の価値観や理念を発信し、ステークホルダーからの支援や共感を得ることが重要です。

    最後に、知名度向上には一定の費用と時間が必要であることを理解しておく必要があります。広告宣伝費用や、イベント開催にかかるコストは決して小さくありません。しかし、長期的な視点で見れば、知名度の向上は企業の成長と発展に不可欠な投資です。自社の規模や予算に合わせて、効果的な施策を選択し、継続的に取り組んでいくことが求められます。

    会社の知名度を上げるためには、オフラインとオンラインの両面からアプローチすることが重要です。マスメディアへの広告出稿や、ソーシャルメディアでの情報発信、イベントやセミナーの開催、社会貢献活動への参加など、さまざまな施策を組み合わせることで、多くの人々に自社の存在を知ってもらうことができます。ただし、知名度向上には一定のコストと時間がかかることを考慮し、長期的な視点で取り組むことが求められます。自社の強みや独自性を活かしながら、戦略的に知名度向上に努めることで、企業の成長と発展につなげていきましょう。

    著者・文責 (Author / Responsible for the text)

    平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

    NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
    ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
    以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
    重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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