1位を取ろうとしないキングジムの戦略




どの会社でもその業界で1位になりたいものです。

ただ、ブランディングを行っていくと、自社のポジショニングが明確になり、
必ずしも1位を狙わなくても、その会社・サービス・商品の特性で十分な顧客を獲得することができます。
もしくは、ブランディングを行うことによるリポジショニング(顧客からの見え方の変化)が新たな顧客を引き寄せることができます。

さて、文具メーカーのキングジムはどうでしょう。

キングジムとして思い浮かぶ物は何か?
私は、ポメラ(単に文字を記録するだけの小さなiPad風端末)やそれこそ1+1は5ですね。

例えば、「ビックロ」。これは東京・新宿にあるユニクロとビックカメラの複合店舗です。
単なる家電量販店。単なるユニクロ。
これらが組み合わさると双方競合がたくさんある中での存在になってしまいます。
ビックカメラはヤマダ電機、ヨドバシなどの価格競争、ユニクロは外資系のファストファッションとの競争です。
両店が組み合わさることで、それほど家電に興味のない顧客を起こしたり、ファッションに興味のない顧客を起こすことができる、
つまり「現状の打破」を狙っていると考えます。

同様に、文房具販売の老舗「伊東屋」はユナイテッドアローズやタリーズコーヒージャパンと組み新たな複合店舗を展開しています。
目的は「滞在させる事による新たな需要開拓」でしょう。

それぞれの企業の強みをそのまま伝えるよりも、今回の例のように1+1=新たな顧客の気付きが加わるので5!
という差別化手法は今後も増えていくでしょう。

ちなみに弊社も財務会計のスペシャリスト企業やSEOのスペシャリスト、食のスペシャリスト企業などと組んで、この戦略を実践しています。

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