コラム

いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古?

投稿日:2022-01-05 更新日:

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年の挨拶

2022年最初のメルマガですので、
顧客先でよく使う言葉を紹介させてください。

“いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古を両方しなくてはいけません”

昭和の時代、小さい身体ながらも圧倒的な強さを誇った千代の富士の言葉です。

集客手法や成約手法などマーケティングの進化や
ノウハウの発展と共に、短期間で成果が出る手法が多く出てきました。

うちの会社でも短期的な成果を出すメソッドは数多くあります。
しかしこれらはあくまでも「今強くなれる」だけです。
数年後も保証されている、というわけではありません。

あなたの会社が千代の富士のように盤石な強さを得るためには
数年後も見据えた「稽古」も必要なのです。

それがブランディングなのです。

ライバルと差別化でき、
市場で独自のポジションを認識され、
見込み客から価値を理解される。

これが中期的な強さを生む源泉なのです。

コロナでビジネス環境が変わってしまった今、
もう一度原点に戻って、3年先に強くなる稽古を始めましょう。

著者・文責 (Author / Responsible for the text)

平松誠一 (Seiichi Hiramatsu)

NTTドコモ出身。在籍時は一貫して広告宣伝・マーケティングに携わる。 1996年NTTドコモを退社。独立後の現在、企業ブランディング支援会社の株式会社ベレネッツの代表取締役。
ドコモ時代は、その潤沢な広告予算で業界TOPを突き進むことができると思っていたところ、はるかに広告投資額の少ないNCC(新たに参入してきた携帯電話、ポケットベル業者)にボロ負けし、その結果から「これからの時代、ブランドの支持を得るには押し込むようなPUSH的戦術やマス媒体での広告戦術は効果なし」との認識を持つ。
以降はこれらの手法を反面教師とし、「引き寄せる」+「再現性のある」ブランディング+マーケティング事業に25年間以上携わっている。
重要なことは、ブランディングはロゴを作ったり、イメージチェンジをすることではなく、ターゲット層に刺さる認識を構築することだと考える。

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