from ベレネッツ代表 平松誠一
【お問い合わせフォームの改善法】
前回の「お問い合わせフォームの改善法」ですが、
非常に多くの閲覧をいただきました。
お問い合わせが取れない、資料請求が取れないetc.
常に悩みは深いでしょう。
今回は「効果の出るお問い合わせフォーム改善のため
すぐやるべき30のポイント」です。
前回の内容も入っておりますが、
一覧で改善ポイントを網羅しますので
より理解が深まると思います。
【プログラム以外】
1.グローバルメニュー以外にお問い合わせへのリンクを入れる
→ページの途中に入れてください。チャンスは多く持つこと!
2.グローバルメニューのお問い合わせボタンの色を変える
→他と同じ色だと注意を持って見てくれません!
3.お問い合わせフォームの名称には気をつける
→必ずしも「お問い合わせ」である必要はありません。
「今すぐ確認」「疑問点を質問」とかでもいいです。
4.必須をできるだけ減らす
5.必須部分は*ではなく「必須」の文字
→*(アスタリスク)付けてもそれが必須なんて
分かりません!
6.スマホでも入力しやすくする
→フォームのデザイン確認、入力確認をPCで
行う会社は非常に多いです。
今はお問い合わせはスマホから!
7.文字を大きくする
8.お問い合わせの横に電話番号を付ける
→入力が面倒くさい人も相当数います。
スマホなら電話をすぐかけられますよね?
9.入力項目はできるだけ減らす
→一旦お問い合わせを取ることに集中!
10.プライバシーポリシーやメルアドの
利用についてしっかり明記
→個人情報の漏洩・商売利用には敏感です。
11.グローバルメニューを外す
→フォームページにグローバルメニューを
入れれば離脱するに決まっています。
12.ロゴをクリックできないようにする
→ロゴをクリックするとトップページに
戻るなんて論外!
13.カラムは1カラム
→シンプル、かつ、お問い合わせに集中できる
ように
14.お問い合わせフォームを開いた瞬間に
ファーストビューで何を入力するのか
見えるようにする
→複雑そうに見えたら負けです。
15.名前は1つのフィールドへ。姓名で分けない。
→分かれているフォーム面倒くさいですよね。
16.フリガナ部分は削除
→読み仮名を知って電話でもかけるのですか?
Googleで名字の読み方は調べられます!
17.お問い合わせフォーム内に他の外部リンク禁止
→自社の他のページなどへのリンクを設定することは
ユーザーの離脱につながります
18.メルアドを2回入力させない
→確認の意味でもう一度入力、というフォームが
いまだに多いですが、ほとんどの人はメルアドを
コピー&ペーストします。これはムダです。
19.どこで当社を知りましたか、というアンケートは削除
→自己満足!
20.(BtoB企業の場合)役職、業種、資本金、
社員数まで入力させない
→絶対他の売り込みあるな、と感じさせてしまいます。
【プログラム部分】
21.全角でも半角でも入力できるようにする
→全角入力中、半角指定があると離脱します。
22.SSLにする(mailto:は厳禁)
23.エラーの際には、具体的に何がエラーか分かるように
→それぞれのフィールドの上に具体的なエラーを
表示してください。
24.無料フォームのURLを使わない
→簡単にフォームが作成できる無料サービスはがありますが、
お問い合わせ時にURLが変わるのは非常に怪しいです。
25.リセットボタンは取る
→リセットをクリックした瞬間に、入力した情報が全部消えます。
普通記入間違いなら、自分で戻って修正します。
そんな危険なボタンは削除しましょう。
26.電話番号や郵便番号はハイフン(−)なくても入力できるようにする
→企業側としてはハイフンのないデータは扱いが面倒、
というのは分かりますが、ユーザー側からしてみれば
ハイフンを入れるのは非常に面倒です。
27.(できれば)住所を聞かなければならないフォームの場合、
できる限り郵便番号を入れると、住所が自動的に出てくる形に。
【PDCA部分】
フォームは作って終わりではありません。
28.入力中にどの部分に時間がかかっているのかを確認する
29.入力中にどの部分の入力に躊躇しているのかを確認す
30.入力前のページでお問い合わせフォームの存在に気付いているのかを確認す
などを常にPDCA項目に入れ、改善する必要があります。
早速今日から取り組めますよね!